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閑話その5 勇者召喚(ギャグ回)

勇者召喚の後半の話です。

閑話その5 勇者召喚 (ギャグ回)


 その日ミモザ聖国の召喚魔方陣の間で大規模な召喚魔法を使い。

聖国の幹部たちは勇者召喚の魔法陣を発動させて、 異世界から100人の勇者を召喚したのであった。


聖王ヨハン「突然召喚して申し訳ない。 わが国はミモザ聖国という国で、この世界で唯一の絶対神ミモザ様を祭る国です。

わが国は邪悪なる国シュトラール王国とクリスベル王国の侵攻の危機を迎えていて、 魔王アルスレッドと邪神ルフィアに支配された二国から諸君たちに助けてもらいたい」

 とテンプレな展開で勇者たちが召喚されたのだった。 それが罠であることを知らずに……。


召喚してから1週間後


聖王ヨハン「召喚した勇者たちはどうなっている?」


バラディ大司教「それが……。 レベルはすぐ上がったのですが……、 いまだに6人パーティでスライム1匹に勝つがやっとなんです。 それに町で貴族や聖国の要人たちにを口説いたり、盗みを働いたり、 女性をさらおうとしたり(返り討ちにあっています)

異様に物覚えが悪かったり、ものすごく臭かったり、 性格がみんな悪いし彼らは本当に勇者なんでしょうか?」


ロレンス枢機卿「お前は神の加護で召喚された勇者たちを疑うのか! お前は破門だ!」


 とまともなものは勇者に異を唱えたが、


 ほとんどがバラディ大司教のように排斥されたのだった……。


書き換えられた魔法陣で召喚された勇者たちは弱かったので、 当然戦争に駆り出すどころではなく、さらに頭も悪いため聖国がダメな国とも気が付かずに聖国内にいたため、 聖国の異性に対し性欲強化と絶倫のスキルをを十全に発揮した影響で、聖国の有力者の家系に、 次々とベビーラッシュが始まりダメな子がたくさん産まれたのであった。


そして次代の有力者の子供たちは

「弱い・頭が悪い・性格が悪い・臭い・性欲がすごい・権力あり」と手が付けられないありさまとなり、 ルフィアが住みたくないわそんな国とアーサーとの会話で言った通りに、 まともな人たちは次々と排斥されたり国を去るのであった……。


勇者がダメすぎたらこうなりますw


追伸:この回を書いたので異世界転移もキーワードに追加します。

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