第18話 王子と戦後処理と勇者召喚? (ギャグ回)
さて、お待ちかねのテンプレ勇者召喚の前章です。
第18話 王子と戦後処理と勇者召喚?
ローザリアとの戦いが終わり独立国との不戦協定を結んだあとの情勢図
戦勝国となったシュトラール・クリスベルの両国は領土を大幅に拡張する形となった。
それを面白くないと思ったミモザ聖国は今のうちにその芽を摘んでおこう思っていたが、
国力が上の国2国にケンカを売っても勝てないと判断するのは当然の判断だった。
ミモザ聖王ヨハン「このままシュトラールとクリスベルの両国のが台頭してきて、
わが国にとっては面白くない情勢になってしまう。 何か良い案はないか?」
ロレンス枢機卿「聖王様。勇者を召喚してぶつけてみるのはいかがでしょうか?」
ヨハン「勇者か……。 どれくらいの数の勇者を召喚できるのかな?」
バラディ大司教「現在のわが国の召喚魔方陣は5つありそれぞれ20人の召喚が可能です」
ロレンス「すると勇者100人で仕掛けることができるというわけか」
ヨハン「それは名案だ! すぐに召喚の準備にかかりなさい。
かの2国が情勢を整える前に100人の勇者が押しかければ勝てるでしょう」
とミモザ聖国の軍議が進められるのであった。
それを遠方から魔法で監視していたアーサーは、 勇者が100人来るのは危険だと判断して
妨害工作に移るのであった。
その夜
召喚魔法陣の間に姿隠しと認識阻害魔法で忍び込んだアーサーとルフィアは
ルフィア「勇者を戦争に使うなんて許せない。 なんとしてでも止めないと」と意気込むが、
アーサー「やめてくれと言ってもやめないでしょ」
ルフィア「それならどうするのよ?」
アーサーが召喚魔法陣を解析した結果として
①に強いものを召喚する
②に頭脳に優れたものを召喚する
③にカリスマ性・人格に優れたものを召喚する
④に容姿に優れたものを召喚する
①~④に魔法陣に必要な魔力のリソースが注がれていて、それらの条件を一定水準以上を満たした者を召喚して、召喚した際にスキルを付加する効果を持つものだった。
とルフィアに説明する。
ルフィア「四つ目の容姿に優れたものって?」
アーサー「聖国も落ちぶれているから好色の聖職者が多いんでしょ。 色欲におぼれているから容姿に優れたものと、好き勝手なことをしたいんでしょ」
ルフィア「最低ね」と吐き捨てる。
と話していてしばらく考えてアーサーは言った。
アーサー「魔法陣の効果を書き換えよう」
①できる限り強いものをできる限りをできる限り弱いものにして
②をできる限り頭脳に優れたものをできる限り頭が悪い人にして
③の人格者をできる限り性格が悪いものにして
④の容姿をできる限り臭い人に書き換え
スキル付加の効果を≪絶倫≫・≪性欲強化≫のスキル付加に書き換えたことをルフィアに伝えた。
ルフィア「アーサーってとんでもないことばっか考えるわね」
アーサー「この条件の勇者…… 勇者(笑)というべきか? を大量に召喚して、その子種が大勢生まれたらどうなる?」
ルフィア「住民が弱い・頭が悪い・性格が悪い・臭い・性欲がすごいの5つの要素を満たすわけでしょ? 絶対住みたくないわそんな国……」とルフィアは遠い目をする。
ルフィアが疲れた様子を見たアーサーが「帰ろうか……」と言うと
ルフィア「そうね……」と言って
と転移して二人は立ち去るのであった。
その後ミモザ聖国がどんどん荒廃していき、
陰でミモザ性国と呼ばれ恐れられるようになり誰も立ち寄らなくなったのであった。
勇者召喚は、召喚する国が切羽詰まっていたり、 悪い国に召喚されるパターンや、 無能で追放されるのが結構テンプレですが、 こういう召喚はどうでしょうか?




