第11話 王子と帝国侵攻?
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第11話 王子と帝国侵攻?
王子が第三離宮に入10か月が経過して
季節も春になり13歳の誕生日を迎えたのであった。
王城で父王アルスレッドに祝いの言葉をもらっているときのことだった。
???「国王陛下!大変でございます」
と大慌ての兵士が謁見の間に駆け込んだのであった。
大臣「非礼だぞ! 取り押さえろ! 」
ソレイク「待たないか。 その様子だと緊急事態であろう」
アルスレッド「何があった」
兵士「隣国のアバロン王国とローザリア帝国が宣戦布告してきました」
アルフレッド「なんだと! 敵の数は?」
兵士「アバロン側が7万・ローザリア側が30万です」
ソレイク「それはまずいな わが国では13万くらいしか動員できない」
第二王子マリク「クリスベルは? そのためにアーサーとルフィア王女が婚約しているのであろう」
アルスレッド「そうだな大至急クリスベルに援軍の派遣要請をしろ。
アーサーは大使としてクリスベルに行って援軍要請してきなさい」
アーサー「わかりました。 おそらくクリスベルが出せても7万前後かと思われますので、
他の手も打ったほうがよろしいかと」
アルスレッド「ほかの手とは?」
アーサー「私の離宮の工房には秘薬をはじめ魔法金属などもありますので、
使用して軍備を整えるべきかと思います。
わが国は東西からの侵攻で兵力を2分に割く必要がありますので、
アバロン側はともかくローザリア側は5倍以上の兵力差が出るので、
この際自重していたら負けます」
アルスレッド「 その通りだ。 ほかに手があるものはあるか? 」
と謁見の間で大筋の軍議は終わったのであった。
国王の私室にて密談
アルスレッド「アーサーはこの戦を乗り切れると思うか? 」
アーサー「厳しいと思います。特にローザリアとの兵力差が大きすぎるので、
まともに戦っても勝てないでしょう。
仮に退けても今回の動員が30万だとかの国は第二陣を送る余裕もあると思うので……」
アルスレッド「降伏するしかないのか……」
アーサー「私はまともに戦ったら勝てないとは言ってますが、勝てないとは言ってませんよ 」
アルスレッド「 何?」
アーサー「 そのために遊撃で動く許可をください。
それとローザリア側に対しては足止めを中心として
行軍をできる限り遅らせるようにしてください。
アバロンとは早期決戦で退けて
アバロン側の戦力も合流できるようにしてください」
アルスレッド「考えがあるようならやってみなさい」
アーサー「わかりました。3か月ほど国を出ますので、
クリスベルへの援軍要請はほかのものにやってもらってください」
アルスレッド「そうか。 では手を打っておこう」
参考までにこの物語の王国と周辺国の地図です。




