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第9話 王子と錬金術?

生産チートはまだ続きます(笑)


改行修正しました。

第9話 王子と錬金術?


王子が第三離宮に入ってから半年の月日が経過したころだった。


王国の冬はそれなりに雪が積もるので


王城と第三離宮はほとんど人が行き来しないのであった。



スプレ「ひまー」


と黒妖精は羽をパタパタしながら離宮の中を飛んでいるのであった。


黒妖精らしく姿隠しで姿を消して雪玉をメイドの背中に突っ込んだら


メイドにつかまり羽をむしるぞと脅されたのであった。


アーサーは工房に引き込もり。


ルフィアは剣の訓練をしていて。


ソレイクは離宮の警邏をしていて


アスタロトは厨房でつまみ食いをしているのであった。


そのころアーサーは


離宮の一室を工房化して研究しているのであった。


アーサー「えーっと。 素材を買うお金が無くなってきたから今日は何かを黄金にかえるかな~」


と離宮の備品を黄金を錬金してお金にしようとしていたのであった。


※ 今話ではおかねときんを区別するために(きんを黄金と表記します)


離れの鉢にあるミカンの身を黄金にして金の生る木として売ったり


(そのあと普通にミカンしかならなかったので購入者はオコだったけど)


客室の机といすを黄金にして売り払ったのを国王にばれて謹慎されたり


(お金は没収されて普通の机と椅子にもどったり)


アーサー「そうだ。いらない石を黄金にするか」


と集めてきた石を黄金に錬金するのを見てアスタロトは


アスタロト「ほう。主殿はかなりの錬金術の腕前だな」


と感心している黄金になった石をつまんで見てつぶやいた。


アーサー「おっアスタロトちょうどいいところに。 この黄金売ってきて」


アスタロト「童を使いっ走りにするとは……」


アーサー「悪魔だし雪くらい大丈夫だよね~」


とぼやいているアスタロトに


アーサー「金貨1枚分スイーツ買ってきていいから」


アスタロトは目を輝かせて行ってくると言って全速力で街に走っていったのであった。


アーサー「ちょろい(笑)」


ちょうど入れ違いになる形で訓練が終わってルフィアが戻ってきて


ルフィア「アスタロトがものすごい勢いで走っていったけど何かあったの?」


アーサー「金策に素材売りに行かせて、


     金貨1枚分のスイーツ買ってきていいよって言ったらああなった」


ルフィア「一応大悪魔なのよね彼女は?」


沈黙の後にアーサーが自信なさげに「多分」と言った。


ルフィア「でも金策っていうとお金に困っているの?」


アーサー「世界樹の素材とかエリクサーとか死者蘇生薬は出せないし」


ルフィア「エリクサーも作れるの?」


アーサー「簡単だよ。 世界樹の葉と聖水を混ぜて、


     魔力を送りながら沸騰させて冷まして容器に詰めるだけだし」


ルフィア「それ、全然簡単じゃない」ジト目でアーサーを見て言う


アーサー「酒庫が空だったからどんどん瓶詰にしてしまったら


     酒庫の半分以上がエリクサーと死者蘇生薬になってしまったよ。


     やっぱり普通にワインとか入れていたほうがいいのかな? 


     お酒の消費は少ないけど……」


ルフィア「……それでお金に困っているは世も末ね」


アーサー「本当だよ。 売れれば国家予算100年分以上の金額になるのに」


ルフィア「それでも王子ならかなりお金はあると思うけど何に使っているの?」


アーサーが部屋の隅に積んである金色・銀色・白色・黒色・赤色の色とりどりの金属を指さす


ルフィア「金?とはちょっと違うわね、 魔力を感じるし何なの?」


アーサー「金色のがオリハルコンで、 銀色のがミスリルで、白色のがアダマンタイト、 


     で黒いのがダマスカス合金、 最後に赤いのがヒヒイロカネ。


     魔法金属の錬成って触媒が必要だから購入代でお金が足りなくなったかな?」


ルフィア「これも売ると大問題よね。 だから黄金なの?」


アーサー「そうだよ。でも黄金も大量に流通すると市場が混乱するから、


     次はダマスカスで低ランクの魔法武器・防具を売ろうと思っている」


と世間から思いっきりずれた会話をしているのだった。

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