第一幕:『始まり』
この作品は平凡を苦痛と考える一人の女子高生の人生が変わってゆく物語です。序章は暗い感じになっているので、そう言ったものが苦手な方はご遠慮ください
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朝起きると、どうも頭が回らない。
気が付くと喉が渇いていた
私は顔を洗う前に冷蔵庫を開き夏の朝は随分と冷蔵庫の冷気が冷ややかに感じる。
その中に冷やしてあった 水の入っていたガラスコップを手に取る
コップの付置を自分の唇へ運び冷水を喉へと、ゆっくりと流し込む
その冷たさは 全身にまとわり付いていた汗の気持ち悪さや 夏の猛暑を忘れさせてくれた
ふぅ・・・
と息を漏らす。
毎日が同じ事の繰り返し、ユラユラと・・・・・・ユラユラと・・・・・・
周りの人と変わらない毎日を過ごすなかで私はだんだんと静寂にだけど心の奥のほうでは
葛藤、恐怖、絶望、堕落、、、、
平凡な毎日が 平凡であることに恐怖を覚え時には泣き、時には怒る
それを変えようとして努力をしてみるけど
,,してみる,,だけで 変えよう とは思わなかった。
でも、そんな平凡な毎日が今日から一変することみ知らず
私は学校へと向かおうとしていた
私の通う高校は都立で一般的な高校である。高校受験も人並みに努力して入学した学校だったので入ってみて楽しくないと言えば嘘になるだろう 入学当初に知り合った生徒とは、すぐに友達になれた。
・・・やっぱり努力した甲斐は あったかなあ(笑)
でも、だんだんとわからなくなっていったのだ
昔と何が変わったのか?
そんなことを自覚しはじめたときから私は鬱状態のようなモノになっていったのである。
それからと言うものの 勉強にはあまり集中できず、友達との付き合いもだんだんと薄くなっていったのだった・・・
まだ入学して半年も経たないが大体の事は中学時代とあまり変わらなかったのである
そんなことを考えてるうちに自分がなぜ高校に入学したのか
自分は結局なにがしたかったのかが わからなくなっていた
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そして今日に至るのである。
私はいつも通りに朝の支度をして 家を出たのだった・・・
徒歩で5分の場所に私の通う 桜花坂高校が建っているのである。
私は校門の近くで挨拶をしている先生方に おはようございます
と 小声で呟きかけ
校門をぬけた
下駄箱で上履きに履き替え教室に向かう、1−A ここが私のクラスである
教室へ入ると周りの生徒が楽しげに笑いながら話している、そんな見慣れた風景を横目でチラリと見て自分の席へ着席する。 窓の外の空を眺めて『今日は晴れか・・』なんて思っていると
担任がやってきた みんな自分の席へ座れー
担任の声と共に 楽しげに話していた生徒たちが自らの席へと着席する
『今日は皆に新しい転入生を紹介したいと思う』
担任がそう言うと周りの生徒がざわつき始めた
・・・ねえねえw転入生だって〜 女子かな?男子かな?w
・・・やべッw可愛い子だったら俺様がLOCK ON!しちゃうもんねーw
などと色々と話している
そうこうするうちに担任が 入っていいぞー と声をかけた・・・
・・・鬱んなるわー
とか思わなかったカイ?><;bb
初作品なので矛盾点や色々とごちゃまぜなトコロもありますがどうか!できれば!気軽に!暇なら!末永く見守ってやってくださいませ・・・b・・・・・あ
あとですね((汗
誤字、脱字 等の間違いがございましたらコメントいただけるとありがたいですっっ汗
では!最後まで見ていただいてありがとうございました!!