第8回 賢者タイムって何?
「はぁーっ♡ はぁーっ♡ はぁーっ♡」
天井。
眩しい。
――ドサ。
「……拭いた?」
「うん。ちゃんと拭いたって。」
「ん。満足?」
「……ああ。」
「良い子♡」
ぎゅっ♡
「ちょ、奈緒姉。子供扱いかよ。」
「今だけ、こうさせて。」
ブルっ。
う、ちょっと、寒いかも。
「ほら、布団かけないで寝るから。ちょっと待ってろ。」
「むぅー。」
大輔が、可愛くない。
抱きしめて、温めてくれたら良いじゃんか。
ギシッ。
あ、でも布団暖かい。
ぎゅ……っ♡
ふにっ♡
「これで、良いだろ?」
「うん。大輔、好き♡」
「――っ/// お、俺も。」
「ん♡」
大輔、私と同じ学校に通いたくて、頑張った。
次は私の番。3年生になって、ちゃんと勉強しないと、大輔と付き合って成績落ちたって言われたくない。
「あ。」
「なに? 奈緒姉。」
「大輔って、赤ちゃん、欲しいの?」
「えっ!? は??」
「だって、高校に上がって、好きなだけしていいよって言ってからずっと、いつも何度もするでしょ?」
「えっ、あっ///」
「しかも、いつも私が大輔のモノかどうか、確かめるみたいに必死でね。ゴム着けてるのに、孕めーって言われてるみたい。」
「ちょ、まっ/// 奈緒ねえっ///」
「そういうとこ、すごく、可愛いよ♡」
「男に可愛い言うなし! っ///」
ちゅっ♡
「可愛い♡ 私の大輔♡」
「止めろって、もう……っ///」
「大好き。」
「俺 も だ よっ!」
「また、固くなってるよ?」
好きなだけ、シていいって言ったのは私だし。
「する?」
ほら、ピクって反応して、可愛いじゃんか♡
「~~~~っっっっぁああもう! なんで奈緒姉はそんなエロいかな!? なに? 奈緒姉こそシたいの!?」
「――うん。大輔に、して欲しい。」
「――――っっ!! か、嘲うなよ。」
「嘲ってないよ?」
「はぁー、でもなんでそんな。」
「正直、エッチって、別に気持ち良いわけじゃないんだ。」
「――――は?」
あ、ちょっと絶望してる。
違うのー。
「大輔とシてるとき、大輔のこと以外、何も考えられなくなって、、、それが好き。頭の中がね、真っ白になるんだ。」
「え、は、うん?」
「イきたいだけなら、指で弄られてる方が、ずっと気持ちいい。でも、大輔に、シてほしい。」
「お、う。」
「だから、大輔が出来なくなるまでシてほしい。」
もう準備万端って感じだし。
「もうちょっと、こうしてから、なら。」
「……疲れたの?」
「疲れるよ!」
「だらしない。」
私は、まだまだ大丈夫なのに。
……バスケ部で走り込んでるからかな?
じゃあ大輔、鍛え方が足りないね。
「ちょ! 基本、俺が動いてるじゃん!」
「される側が疲れないとでも? ……突かれてないとでも? ふふっ。」
「え? なんで笑った? は、良いとして、っていうか良くないっていうか、え、なんだっけ?」
「大輔は鍛え方が足りない。」
「いや、それはないでしょ? ほら、賢者タイムが、」
「この前、大丈夫な日に5回も連続でシた人の発言とは思えない。」
「くっ!」
そう、大輔には、賢者タイムって無い。
口ではイクとかイかないとか言いながら、動かないで体震えてたし、息を整えて、直ぐにまた動きはじめたじゃん。
そういう嘘、良くない。
「いや、ホントに疲れてるんだって。俺だって、無限に体力があれば、出なくなってもって、いや、ちがっ、」
「大輔が突かれるとか言うのはおかしい――ふふふ。」
「いや、なんで笑われてるの、俺!?」
「あれ、でも何で大輔って賢者タイム無いの?」
「え?」
「え?」
「――あ、いや、確かに? なんでだろ。」
うーん、って考え込んでる大輔可愛い♡
「あー、あれ。体力の問題じゃない?」
「体力?」
「うーん、一回あたり、そこそこ疲れるから、もう一回するためにやる気を出すのがメンドくなるのを、賢者タイムって言うんじゃね? 実際、ずっとシてる時って、無限回イケそうな気もするけど、今みたいに一旦止めると、やる気を出すのに時間がかかるっていうか。」
「ふーん。え、でも、私、一回イッたら、くすぐったくなっちゃって、直ぐには触れないでって言うか、触れられたら笑うよ?」
「いや、そこは気合い。」
「気合い?」
「……無限回、奈緒姉とシたいから。」
え、あー♡
はいはい♡
ははあ♡
「おいで♡」
もう、やる気も回復したでしょ?
無限回……していいよ♡
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運営さまへ、
前略
直接の描写も無いですし、大丈夫ですよね?
かしこ
朝倉 ぷらす
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えっと、賢者タイムって何? ということで、私の調査を基に、今回もノクターンで連載中のTS物に登場する脇役二人に聞いてみました。
というより、アレですよね。私の調査って、何ぞや? ということですよね。
私って、前回書いた通り、性体験的にはエリート? 早熟? 過ぎるので自分の体験を基にして書くとか、首をひねることが多いんですよ。なので、終電もなくなった時間からバーに行って、見知らぬ人やバーでしか会わない知り合いや友人などに、深夜テンションで猥談を持ちかけたり、持ちかけられたりして聞き集めているんですよね。
その結果、射精って、かなーり体力を使うことがわかってまして。
一人のときは、2回3回とイケる人も、二人だと1回しかイケないとかいう話や、アスリート系の人とすると、男女とも、相手と呼吸が合わず、圧倒される話などを聞けるわけです。
で、女性側の特殊な例で言えば、達成感が欲しいから、2~30分くらい弄ってもらって、その間はずっと頑張って我慢して、それから開放することで、疲労感と達成感を同時に得て、賢者タイムに入ることができる、と豪語していた人もいましたね。研究熱心な人もいるものです。
そして男性側も、出なくなったからと言って、イケないわけじゃないらしく、無間地獄的なそういうプレイで相手を弄ぶのが好きだと言っていた人もいました。何も出ないし、ふにゃふにゃだけど、弄ってるうちに身体がガクガクと震えてくるらしいです。
可能性は、無限大ですね☆
そういうわけで賢者タイムって、普段使ってない筋肉を使って疲れた時の状態というのが、私の意見でしょうか?
要は、疲れてるだけで、少し休ませてやれば解消されるわけです。男女とも、イケなくなるなんて幻想です♡
あ、私ですか?
私はエリートなので、相手の方が先に潰れますね。
一応、2~3歳から15歳まで水泳をしていて、基礎体力を鍛えられていましたし、何より、めちゃくちゃ疲れてから、さらに泳ぎ続けるとか、割りと真面目なスイミングスクールに通っていたのですよね。今日の練習はこれで終わりですって、プールサイドに上がってから、実はウソでした、今から400(半fr×8)泳いで終わりですとか。飛び込みから上がるとこまでやりますよ、なんて。
ええ、学校では運動部に入るのは避けたので、じゃあ、茶道部にでも、と。
お手々を繋いで、窓際の壁を背もたれにしてお昼寝が過ぎて、そして、気付いたら唇を重ねていて、制服を着崩していて、午後の授業に大遅刻したわけですよ。
中学生のときって、まだまだ幼いですから、体力が化け物ですよね。
お互い、止め時がわからなくて、チャイムも無視してって感じですね。
気持ちと気分だけで、いくらでもイケたので、何度目かの、荒い呼吸の中で見つめ合ってる時に、視界に入った時計で時間を知って、慌てて身なりを整えて帰らなかったら、授業を丸々すっぽかしてたと思いますね。「別に遅刻しても、良いじゃん。」って悪魔的なお誘いをギリギリで踏みとどまれたのは、私の根が真面目だったからですね。今は、真面目にふざけてます☆
そして、「ちょっと気分が悪くなったから保健室寄ってました。」なんてウソが通用したのは、茶道部顧問が保険の先生で、どうやら、私たちがそろって昼寝でもしていたと勘違いしてくれて、気を利かせて、担任の先生にウソを吐いてくれたからですね。
ええ、時々、茶道の先生が遅れてくることがあって、そういう時にうとうとしてたのは何度かありましたから。
信用が、痛かったですね。いい思い出です。
ああ、そういえば。たいてい、内容がエロ過ぎてBANされるのって、女性キャラとの行為がエロ過ぎるっていう理由が主だと思うですが、逆に、男性キャラがエロ過ぎてBANってあるんですかね?
たとえば、男性キャラの自慰行為(単語は辞書に準拠)をギリギリのラインで書いたらBANですかね?
それが、女性キャラだったらBANですかね? うーん、ちょっとその辺どうなんでしょうか?
それはさておき、きのこさんにお聞きしたいのは、「女性の方がエロいの?」ということです。
巷でまことしやかに囁かれるじゃないですか。「エロい=身体を求める」ことなら、明らかに男性の方がエロいですよ。じゃなきゃ、特殊な泡風呂屋さんとか、デリバリー系のアレコレとか、発達しないハズですし。
「エロい」という言葉が別の意味で使われているなら、どういうふうな意味で、エロいんですかね?
人生経験豊富なきのこ姉さん! 教えてお願い!
朝倉でした☆




