めてお‥‥すとらいく!!!!!
「ふふーん♪ごしゅじんさまが困っているときにはいつでもかけつける、それがじゅーぼくとしての勤めなのです!!!」
お前、僕の従僕だったのかよ。
てか‥‥なんか、臭いな。
小梅が表れた途端になんかこの部屋が臭くなった気がする。そう、たとえるなら道端に落ちてる犬の糞を踏みつけてしまってそれを石の階段に必死になって擦り落としているときのような臭いが部屋中に充満している。
臭いの発生源を辿る、そこには‥‥
「こ、小梅‥‥?お前その手に提げているビニール袋はなんだ‥‥?」
「ますたー?分かりきったことをきかないでほしいのです。わるものをこらしめるとっておきのあいてむなのですよ?ここにくる途中にひろってきたのです!」
「に、逃げろおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
◯アスをかけようとしていたカラコンと化乃川が一斉に窓へと走り出す!えっ!?なにその反応!!!窓から飛び降りて逃げるつもりか?◯ンコ怖がりすぎだろ!てか前回◯ンコ食わされた時のダメージどんだけでけーんだよ!
「にがしはしないのですよ?」
どこからともなくバットを取り出す小梅。そして、◯ンコが入ったビニール袋を高々と真上に放り投げた。
こ、こいつ、まさか‥‥!?
「ルナちゃん!!!伏せて!!!」
「え、なに!?きゃああああああ!!!!!!」
咄嗟にルナちゃんを押し倒してそのまま覆い被さる。安心して、ルナちゃん。僕が全てから君を守ってあげるから‥‥
「めてお‥‥すとらいく!!!!!!!」
グシャ
真上に放り投げた◯ンコ入りのビニール袋をフルスイング!!!まるでボクシングでパンチ食らったときの映像をスローで見たときの汗飛沫みたいに◯ンコが飛散(悲惨)!!!そして、恐らく◯ンコと共に野球ボールも入っていたのだろう。その打球速度は190キロ以上で化乃川たちへと向かっていく!!!
「う、う、うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
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こうして、化乃川たちとのよく分からない戦いにピリオドが打たれた。そして、小梅には二度と道端で◯ンコを拾わないようにきつーく叱っておいた。
◯ンコは食べ物でもなければ、必殺技でもありません。




