表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
野球ゲームの世界に飲み込まれました。  作者: kaonashi
第2章 ~チーム力アップだ!友情イベント編~
74/78

ゼロっ、ゼロっ、ゼロっ、ゼロっ!!!


ミートした打球は面白いように真芯を食いスタンドへ吸い込まれる。ロックオン打ちをマスターしたルナ様に敵うものなどもう存在しないのだ。



9回裏ワンナウトからまさかの7者連続ホームラン。7点あった点差をあっという間に追い上げ、そして今サヨナラの瞬間を迎えようとしている。



バッターは今日スタメンで起用されていた原清。LP学園で田桑と共に伝説を築いた盟友をこの局面で迎えるとは‥‥



野球ゲームの神様も粋なことをしてくれるぜ。




「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」




横目で化乃川達を伺うが、その表情からは感情が読み取れない。

おかしいな?もうちょっと狼狽えてもいいはずなんだけど。もしかして、もうやる気なくしちゃったのかな?



まったく!自分達が勝ってるときはあれだけ騒いでたくせに!ほんっとガキだな。不貞腐れりゃいいってワケじゃねーぞ!



ルナちゃんもまた、目の前の一球に集中しているのか一言も言葉を発しない。しかし、その赤い瞳からは自信が満ち溢れている。



こりゃ、決まったな。



相手ピッチャー、振りかぶって第一球を‥‥投げた!!!



高めのボール球‥‥かと思われたボールは内角高めのストライクゾーンへと吸い込まれる!



現実の野球ではまず用いられないであろう熱プロ特有の決め球。高めシンカー、通称「タカシン」。



あまりの予想外さに、大抵は見逃されるのだが‥‥



「決まりね」



ルナちゃんがぽつりと呟いた。

そして‥‥



ガキィーーーン!!!!!!!



打球はドームの看板を直撃するサヨナラホームラン。

勝負ありだ。こいつらとのワケのわからない絡み合いもこれで終了。この世界に高野連があるのかはわからないが、絶対に突き出してやるからな。これを期に全うな人生を歩んでもらうために‥‥




「今だ!!!おい、◯アスを使え!!!!」




うわぁあああ!!!なんだよ、いきなり叫びだして!?

化乃川がカラコン中二に大声で何かを命令したようだが‥‥



「な、なんなのよ!?いきなり叫び出して!!!負けて悔しいのはわかるけど人様の迷惑も考えなさいよね!!!アンタ達は負けたのよ!だからさっさと失せなさい!あ、百万回の土下座と共にね」



ルナちゃんの命令も意に介さず、化乃川に命令された中二はその伸びきった前髪をかき上げる!!!



すると、そこから意外にも整った顔が露見する。そして、よくみるとその目は片方だけが赤く、なにか謎の紋章が浮かび上がっていた。



うわっ、気持ちわる!?なんだこいつは!

ていうか、待てよ。さっき、◯アスって言ったよな?まさか、これほんまもんの◯アスなのか!?



んな、アホな!!!なんで野球ゲームの世界に◯アスが出てくんだよ!?関係ねーじゃん!!!◯ードギアスに野球回なんてなかったろ!?



しかし、ここは野球ゲームの世界だ。やつらが忍術的なものを使えるとしたならば◯アスが使えてもおかしくないのかもしれない。なんせ、野球ゲームの世界だからな。もしくは、◯ードギアスにインスパイアされたどっかのプレイヤーが◯ルーシュを作ろうと思ったけど結局上手くいかなくてそのまま育成放棄したその成れの果てが片目カラコン中二の正体なのかも‥‥



だ、だとしたら‥‥ま、まずい!!!



「ルナちゃん!!!やつの目を見ないでっ‥‥」



「片目カラコン中二が命じる‥‥お前らは‥‥」



まずい!!!ルナちゃんの目をふさぐよりもやつの絶対順守の方が速い‥‥





「まーすたぁ!!!やっと見つけたのです!」




一同、声のした方を振り向く。

そこには‥‥




「こ、小梅!!!なんでここに!?」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ