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野球ゲームの世界に飲み込まれました。  作者: kaonashi
第1章 ~はじまり、はじまり~
7/78

豪速球天使ルナちゃん


覇王高校にはレギュラーを選定するためにランキング制が用いられている。

3ヶ月に一回、各ポジション毎に実技試験を行い最もスコアが高かったものがレギュラーとして試合に出ることが出来る。


なので、そのポジションで1番になれば1年生であろうが試合に出ることが出来るのである。


覇王高校編が玄人に愛されるのはここらへんが由来であろう。

実力さえあれば安定して強い選手を作成することが出来る。



しかし、最初の実技試験で1位になることは出来ない。



投手のランキング1位は2年生の変木曲太郎《かわりぎまげたろう》という投手なのだが、これが3ヶ月後の実技試験で1年生に1位から引きずり下ろされるという確定イベントがあるのだ。



そのランキング1位をもぎ取った、投手と言うのが、、、




「見ろよ、女がいるぜ!?」


「ほんとだ。しかも、練習着着てるし選手なのか?」


「この覇王高校に、女子が?まっさかー。」


「しかも、すげぇ可愛くないか?プロポーションも抜群‥‥」



ギラっ



「「ひいぃっ!?失礼しましたーーー!!」」



凍てつく視線によって、野次馬が一目散に消えていった。




赤藤ルナ《あかふじるな》人呼んで「豪速球天使ルナ」である。

英語でいうなら、ハイスピードエンジェルLUNA、である。


真っ赤なロングヘアー、少しつり目の大きな瞳、そして安定の王道ツンデレキャラ。



ん?おい、まて。

プロポーションが半端ないことになってるがどういうことだ?



ゲームの3頭身姿ですら物凄く可愛いかったのだが、人間化することにより、殺人的な悩殺的になっている。



身長は172、3くらいかな。

スリーサイズは83-59-85、ってとこか。

け、けしからん、、。これは、まったく、けしからん、、。


グラビアアイドルが野球をやる流れが今流行ってるが、

実際に目の当たりにすると、けしからん、しか出てこない。



可愛いだけではない。その名の由来通り、豪速球を投げることが出来る。球速はたしか、3年時で155キロだったはず。



作中、最高の人気を誇るキャラであり、無論僕も大ファンだ。



ちなむと、「育成」には、「友情連係」というシステムが導入されている。


ある固有キャラクターと練習を何度も共に重ねることにより、普段よりも格段に効果の高い固有練習が出来るのだ。




よし、決めた。

明日からルナちゃんストーキングしよう。




か、勘違いすんじゃねーよ。

あくまでも、強いキャラを作るために利用するだけだからな。

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