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野球ゲームの世界に飲み込まれました。  作者: kaonashi
第2章 ~チーム力アップだ!友情イベント編~
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決戦は金曜日


あのイカれた告白からちょうど一週間、ついに決戦の日がやってきた。

ちなみに今日は金曜日。やはり決戦は金曜日と決まっているらしいな、〇リカムのいう事は正しい。



変木とともにグラウンドへ向かうと



「ようやく来ましたか、ますたー、そしてかわりぎさん。まずは逃げずにぐらうんどにすがたを見せたこと、ほめてあげるのです」



どやぁ!といった感じで小梅が、若干中二めいたセリフを言い放った。

お前なんか最近キャラ迷走してないか?本当に、なんか、変な幼女になってるぞ?

しかも、入部試験でなきべそかいてたくせによくそんなでかい態度とれるな。

都合の悪いことはすぐに忘れてしまうのが幼女の特徴のひとつなのかな?



「ははっ!言ってくれるぜ小梅ちゃん。この一週間、小梅ちゃんに勝つために特訓に特訓を重ねてきたんだ。悪いが今日は勝たせてもらうぜ」



「こうめにかとうなんてひゃくねんはやいってことを思い知らせてやるのでちゅっ!?」



それっぽい事言おうとして、最後、また噛んだな。

舌が足りてないんだから難しい事わざわざ言おうとするんじゃないよ‥‥



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー



小梅はバッターボックスへ、変木はマウンドへそれぞれ向かう。

小梅は知らないだろうが、この一週間の特訓で変木のカーブは大きく進化を遂げている。

油断してると、あっという間に負けるぞ、小梅‥‥



変木、テークバックの小さい独特のフォームから第一球を‥‥投げた!!!



ピューーーン‥‥ククッ!


バシーーーン!!!



スローカーブが低め一杯に決まる。だが小梅は微動だにせず。

あいつ、やはり最初から甘い球狙いか。難しいコースは全部捨てるつもりだ。

前回の入部テストの教訓がしっかり生きてるみたいだな。



そして、二球目。

ん?変木の雰囲気が少し変わったような‥‥

もしや投げるのか‥‥あの球を。



小さなテークバックから、白球が放たれた!!!



ビュイーーーーーーン!!!



「むむっ、このはやさは‥‥すとれーと!!!もらったのです!!!」



小梅、スイングを開始する。

まともに当たれば確実に場外。当たり損ねても角度さえつけばギリギリのオーバーフェンスだ。



しかし‥‥



ググッ!!!



白球は小梅をあざ笑うかのように鋭く変化しキャッチャー手前でワンバウンド!!!



ブォオオオオオオン!!!!!!



スイングを始めたバットは止まらず空を切った。



「な、なんですか!?いまのたま!かーぶなのですか!?」



目を丸くして驚く小梅。

だが、驚くのはまだ早いぞ



変木、間髪入れず第三球を投げた!!!



ビュイーーーン!!!



「さっきとおなじたまですね!こうめは騙されないのです!!!どうせまた、ここからわんばうんどしてぼーるに‥‥」



バシーーーン!!!



ボールゾーンへ曲がり落ちるかと思われたカーブは低めのストライクゾーンへバッチリと決まった。

空振り三振。これで小梅のライフは残り9つ。



「なんで、なんで!?どゆことなのですかー!!!」



バッターボックスで困惑する幼女が、そこにいた。


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