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野球ゲームの世界に飲み込まれました。  作者: kaonashi
第2章 ~チーム力アップだ!友情イベント編~
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イカれた告白


「あっ、ますたーだ!!!こうめのれんしゅう見にきてくれたのですか?」



ダメだ、小梅!こいつの前で『マスター』はまずい!!!



「ん?『マスター』だ?お前小梅とか言ったな。お前ら、どういう関係だ」



チッ、やはり噛みついてきたか‥‥



「ふにゅっ!?」



どうせ余計なことを口走るのはわかっている。即座に小梅の後ろに回り込みあらかじめ口を塞いでおく。



「実はですね、これは小さい頃からのアダ名でして‥‥昔から野球の上手かった僕は、まさに近所のスターでした。『スター尾間加瀬』と呼ばれていました。それがいつしか『尾間加瀬スター』になり、やがて『間スター』になったんです。幼馴染みのこいつは未だに僕をその時のアダ名で呼ぶんですよ。いやはや、ほんと、困ったもんです‥‥」



ほんと、最近嘘つくの上手くなったよな。

『尾間加瀬』から『出間加瀬』に改名しようかな。



「ははっ、なんだそのエピソードは?イカれてんなぁ!しかし、お前なんでそんなえげつない打球飛ばせんだよ?どんなマジックつかってやがる」



「あっ、それはですね‥‥」



「てめぇは黙ってろ、尾間加瀬!!!俺は小梅ちゃんに聞いてんだよ」



くそっ、全て僕が受け答えする作戦が。

しょうがない‥‥小梅が話終わった瞬間、即座にフォローいれてごまかすしかないか。ええい、ままよ!!!



泣く泣く、小梅の口から手を離す。



「ぷはー。もう、ますたー!!!いきなりお口にふたするのやめてなのです!えっとね小梅はね、能力ポイントのほとんどをぱわーに回してるからね、とおくまで打球がとばせるんだよ!!!」



えっへん、といつものように胸を張る小梅。

え、えっと‥‥お前は、アホか?

何『能力ポイント』とか当たり前に口走ってんだよ!?

早くフォローいれて誤魔化さなければ!



「あっ、あの!違うんですっ!!!これは、つまり、えっと‥‥そう!!!喩えの一種で‥‥」



しかし、それを聞いた変木はいぶかしむどころかむしろ、興奮した様子で



「あっはっはっ!最高だなぁ、お前!!!言ってる意味が何一つとしてわからん!しかし、お前がイカれた野郎だってことは充分理解したぜ」



「むぅ、ちょっと、あなた!!!しつれいですよ!こうめはいちゃれてない‥‥ちがう‥‥いかちゃれ‥‥ぐむっ!?」



なぜこの場面でいきなり噛みだす!?

今までそんな噛み噛みだったことなかったろ!?



「はぁ‥‥恐ろしい‥‥お前、どこまで俺を楽しませれば気が済むんだ?俺は、今、猛烈に感動している!お前みたいなやつ‥‥本当にいたんだな」



お前‥‥‥何言ってんだ?




「よし、決めた」




変木は意を決したように




「小梅ちゃん、俺と付き合ってくれ」




‥‥‥‥はい?



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