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奏でるは青のアリア  作者: いもポテト
第1章
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出会い



こうして学園まで辿り着いたわけだが



「うはー、超デケェー」



立派な門構えから覗く校舎は、白を基調とした作りで

清潔感が出ている


敷地はかなり広く、グラウンドなんて

こっからじゃ端が見えねぇぞこりゃ



「それじゃお兄ちゃん。私は一年だから校舎別だし

また放課後に此処で待ち合わせね?」



そう告げると、颯爽と一年の校舎があるであろう方向に行ってしまった



お兄ちゃん心細いよ



弱音を吐いていても仕方がないか



気持ちを切り替え、予め聞いていた職員室へと足を運ぶとしよう



ーーー

ーー



さて、やってきました職員室

無駄に校舎広いから多少迷いはしたが、時間内に到着できたので良しとしよう



しかし、顔見知りが居るとは言え

職員室は、どこの学園でも入るのに勇気がいるな



コンコンと二回ノックをし、扉を横にスライドさせる



「失礼します。本日より転入して参りました。

二年の【黒木馬 一成 クロキバ イッセイ】です。」


入室と同時に一礼



俺を見たバーコードメタボ(後に聞いたがどうやら教頭だったらしい)が、担任の先生がいるであろう区間へと案内してくれた




窓際で校庭を眺めている彼女

【一ノ瀬 綾 イチノセ アヤ】は、俺を視界に捉えると

ニコリと笑みを浮かべる


セミロングの茶髪を風に靡かせ、此方に近づいてきた



あ、一瞬いい匂いがした



脳内に愛莉の怒った顔(妄想)が過る



許せ愛莉。お兄ちゃんも男なのだ

いくら顔見知りだからと言っても、一ノ瀬は美人



美人に弱いのは男の性なのだよ


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