不信感を抱いたチルノの話
チルノ視点、
チルノの台詞は『』、大妖精の台詞は「」で書いてます
読みづらいし短いし…初投稿だから許せ
『大ちゃんっていつも何処で寝てるの?』
あたいは、疑問に思ったことをそのままに伝えた。
「…私のお家だよ」
大ちゃんはいっつも強がるんだ。
あたいとずっといたら冷えて風邪引いちゃうのに、1日中遊んでくれることだってある。
…大丈夫だからって。やめてよ、これも嘘なんでしょ?
『……じゃあ今度泊まってみたいな』
「お家散らかってるから片付けなきゃいけないし、今度ね」
そういって、あたい達は別れた。
別れた…というより、大ちゃんに秘密で大ちゃんに付いて行ったんだ。
嘘なんてあたいが氷漬けにしてやるって約束したから。
「…なんだかチルノちゃんから離れても冷えるなぁ、また風邪引いちゃったかな」
今日は大ちゃんに風邪引いてもらわないと……
もし、大ちゃんが嘘の妖精ならあたいは約束通りに大ちゃんを氷漬けにしなきゃいけないかもしれない。
「とうちゃーく。今日も疲れたなぁ…チルノちゃんにこの家をどう説明すれば良いのかな…」
大ちゃんはきれいなオレンジ色の花に座った。
『…大丈夫だよ』
あたいは気付いたらそう言っていた。
「…やっぱりチルノちゃんは付いて来てたんだね」
『やっぱりって…?』
「寒いから分かっちゃった。立派な家じゃないけど…このオレンジ色のお花が私の家だよ」
あたいのより可愛くて大ちゃんらしいと思う。
でも色は意外だったかも…
『あたいは最強だから立派な家なのよ、普通より凄いと思うし』
「で…泊まるんだっけ、チルノちゃんお花の上で寝て良いよ」
『でも…大ちゃんと一緒に寝なきゃ意味ないよ?狭くたって良いから一緒に寝たいな』
泊まるのに大ちゃんが出ていったら暇だし。
それで結局大ちゃんは賛成してくれたんだ。
流石に狭すぎて…抱き合う形になっちゃって恥ずかしいけど…大ちゃんが良いならあたいもそれで良いと思う。
「夏のあっつい日にチルノちゃんが居ると涼しくて良い気持ちー」
『あんまり褒められてる気がしないんだけど…』
「そんなことないって」
『ふふんっそんなに言うなら更に涼しくしちゃうわよ?』
「やめてよーもうー」
あたいはふと思い出した。
『大ちゃんって…何の妖精なの?例えばあたいが氷の妖精で…みたいな』
「……それは、言えないかな」
『あたいってすぐに忘れちゃうけど…これだけは知りたいの』
「……嘘の妖精」
『やっぱり、そう、なんだね』
ごめんなさい。あたいは大ちゃんの頬に触れ……
オレンジ色のお花も、大ちゃんも…そしてあたいも、凍らせてしまった。
あたいは自分をやったことあるから良いけど…大ちゃんにはきっと耐えられない。
ごめんなさい、ごめんなさい。
一回休みになるにも体が残ってるから溶けるまで一回休みになれない。
これがあたいの全部を賭けた…約束のお返し。
あたいも嘘吐いたことがあるから、あたいも一緒。一緒。
大ちゃんは悲しそうな顔をして固まっちゃった。
きっと何も考えられない。
溶けるのには一週間はかかるはずだから、考えられるあたいの方が辛いと思う。
でも…大切な大ちゃんを凍らせたんだから仕方ない。
分かってる、分かってるんだけど体と氷の間から熱い涙が流れて来たんだ。
もうあたいが抱きついてる大ちゃんの体には暖かさが全然なかった。
「どうしたの?」
いつまで泣いて居たんだろう。
大ちゃんの声が聞こえた気がした。
大ちゃんの笑顔が見えた気がした。
……あれ?大ちゃんが暖かい?
「チルノちゃん、もう、泣かないでよ。もう良いの、約束なんて。最強なんでしょ?」
『大ちゃん…でも………』
言葉が出てこない。なんて言おうとしたんだっけ、
…大ちゃんはあたいの事が分かったのか強く抱きしめてくれた。
ありがとう。
あたいよりも大ちゃんの方がずっと強いのかも知れないな。
それでもあたいは最強だから。
あたいは大ちゃんに笑い掛けた。
抱き合って寝るとか言ってもシリアスになるんですね。




