☆第4話記憶のカケラ☆
どもども!ついに第4話目ですね。続きをお楽しみにしていて下さいね。
教室に入ると、見慣れない友達。
見慣れない先生。私が席に着こうとすると、足を引っ掛けられた!私は
「何するんですか!やめて下さい。」
すると
「はっ、てめぇいい子ぶってんじゃねぇ!」
といわれた。その瞬間、私は一部の記憶を思い出した!
「そう、私は喧嘩三昧の毎日を送っていた。それも、幼なじみの為にね!」「喧嘩を買ってやろうじゃないか。」
というと、
「じゃあ、やってやろうじゃねぇか!かかってこいおらぁ。」
とやろうとすると先生に
「何してるんですか!やめなさい。」
といわれた。そいつが
「はいはい、やめればいいんだろぅ。やめれば。」
と言った。私も
「すみません、でした。もうやりません。」
と二人でいい、私は席に着いた。
そして授業が始まる。
私は熱心に聞いていた。なぜかって、記憶を少しでも取り戻したいからね。
だからいつも以上に熱心に聞いている。
失った記憶を少しずつ思いだせれば、それでもいいって自分で思った。
授業が終わり、下校する時の事。
私はあの、幼なじみの二人といつも帰っている事を思い出した。
でも、あの二人はどこかにいっちゃったし。
「まぁいいや。一人で帰ろう。」
と思った。その時にあの優しくて透き通った声が!なおとだ!後ろには雪。二人で、
「千美、一緒に帰ろう!」
といわれた。私は、
「分かった!一緒に帰ろう!」
と私は言った。
「誘ってくれてありがとう」
私は心の中でそういった。
今日は三人で仲良く帰った。
でも、私には記憶のカケラが頭の中で、パズルのように組立始めているような気がした。記憶が戻ってきているような気がした。