☆第13話学校☆
なおとと何も喋らないでいたら、
学校に着いた。
ガラッ。
勢いよくドアをあけた。
「おっす、おはよう」
なおとが少し元気そうに友達に言ってた。
「お・・・・・・おはよう」
私は小さい声で言った。
「おおっ。今日は2人での登校かぁ???」
なおとの友達がチャカしてた。
ヒュ〜ヒュ〜」
「おぉ、お2人さん、付き合ったんですか???」
関が言った。
「ははははははは!!!!ナイス!!!関!!」
笑いがクラス中に響いた。
関とは、私となおとの親友。幼ななじみの次に大事な人。
「もうっ、お前ら!!!!うるせぇよ!!!!関もチャカすなよ!!!」
恥ずかしながら、なおとは怒ってた。
私は、恥ずかしかったけど何も言わなかった。
女子がこっちを見て、睨んでいた。
しかも私を見て、コショコショ話しをしてる。
なおとってモテてるんだよなぁ〜。ヤバそう!!!!
そういう人に告白されたんだよねぇ〜!!!!
ちょっと、嬉しいなぁ〜!
って思ってた。
キーンコーンカーンコーン。キーンコーンカーンコーン。
「あっ、やべ!!!」
ある男が言った。
ガラッ。
担任が入ってきた。
「おい、授業を始めんぞ〜!」
「おーっす」
時間が過ぎ、やっと学校も終わった。
「マジ、疲れた」
つぶやくのも、疲れた。
いつもの道で、1人で帰った。
いつもは、なおとと、雪と楽しく話しながら帰ってたよなぁ〜!!
というか、私の記憶って戻ったのかなぁ???
ちょっと、なんか、しょぼってしながら家に入った。
今、思えば家に入らなければいいと思った。
最悪な事が待っていた。