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来訪再び

ピンポーン


安っぽいインターホンの音が無音だったこの部屋に唯一の音となって来客を知らせてくれる。


ずっと立ち往生で、もうこのまま眠ってしまおうかと思ってたところだ。


「いや、しかし来客多いね」


玄関を開けると、つい昨日と同じ場面になった。

つまり、金髪の少女が居たのだ。


唯一違うとすれば腕を組んで仁王立ち。

怒った表情をしているということだ。


「あ。人違いでした」


何がと思うが、咄嗟に口に出た言葉。

それに乗っかってドアを閉めようとしたら、ガッ!と足を挟んで阻止された。


「痛ったぃ!!」


思ったよりも俊敏だった。

さらに顔は歪んだ。


「しかも、そういうセリフは普通尋ねた側の言葉よ!」


ごもっともでした。

そして、強い口調と言うのは萎縮してしまう。


自分が悪くなかったとしても悪かったんだなと認識してしまう。


今のは私が悪いかもしれないけど。

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