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読者の感性というのは

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

ブームは色々ありますが、人の好み質と言うのは中々変わらないと思うんですよ。

この世界には様々な物語がある。勧善懲悪や、清濁を合わせ飲むもの、ライブ感を重視したもの、ストーリー性を重視したもの様々である。どれを好むかは読者次第。私達作者がどうこう言える達ではない。


執筆仲間である彼は、カタカタとスマホを弄りながら、ふと、こんな事を言った。

「最近の読者は勧善懲悪だったり、ライブ感を重視した、言わば分かりやすい、気持ち良くなりやすい人が多いって言われてるね」

「そう? 意外とそうでも無いんじゃない? 人の個性は三者三葉。皆が皆好むって訳では無いと思うけどね」

昔から、分かりやすい話が好きな人は分かりやすい話が好きだし、逆説を唱えて考えに共感する人は難しい話が好きだ。ブームによって変わることはあるかも知れないが、性質そのものを変化させるのにはかなり無理がある。私と私の友人を例にとって考えてみようか。

「私は君も知っての通り、社会に薄汚れたひねくれた女だよ。だから皆が問える普通に意義を唱えて分からせる話が好き。例え相手が悪役を演じてでも、誰かに大事な話を知って欲しい様な物語がぶっ刺さる。

でも私のお友達は逆なんだ。いい意味で子供らしい。分かるかな? 感性で物を見てると言いたいんだ。だからひねくれた逆説なんざ求めてない。文の儚さとか、格好良さ、勧善懲悪の様な分かりやすい話が好きなんだ。

試しに私が好きなエピソードを述べたんだ。さっきも言った通り、相手が悪役を演じてでも、大切な誰かを知って欲しいエピソードだった。彼女は不機嫌そうに顔を歪めてこう言った。

『あの子嫌い。主人公の事傷付けて……犠牲払わせて……。でも、ヒロインもマスコットも可愛かったよ』。分かるかな、この違い?」

彼は僅かに目を見開いて、僅かに口角をあげた。彼は私と同じ様な趣味嗜好をしているから、きっと痛いくらいに言いたいことが分かるのだろう。

「感性で物を見ることの大切はよく分かって居るはずなのだけどね、もう戻れないんだ。ふふふ。悲しいねぇ……」


オマケ

「あの子の良いところ? 前にも言ったじゃないか。良い意味で子供らしい。言いも悪いもはっきり言う。自分の欲には割と忠実。人を疑う事を知らない。

これを逆にすると。言葉を選ぶ。人に気を使う。今の真偽を疑い続ける。まぁ、社会人あるあるだわな」

これね、今日痛感した話なんですよ。


私は今までの考えを、まるっとひっくり返して下さる様な物語が好きです。逆説が好きです。

例えばこんなのが逆説です。

『博愛主義者は誰も愛してない。

愛するって誰かを特別扱いする事だから、皆が皆平等に愛してしまったら、特別扱いする人が居なくなる』


でもこれを唱えても「( 'ω')」する様な方も居るんですよ。

ちょっと何言ってるか分からないし、そんなの求めてない。

『博愛主義は皆が皆大好き。皆を平等に愛するよ』

こう返すのが私の知り合いです。


ストーリー性よりも、ライブ感が大事。

分かりにくい哲学とかいらないから、分かり易い感性を刺激する物が好き。


その趣味嗜好を変えることは、やっぱり出来ないんですよ。長年の経験とか、考え方とか、それに共感出来るかが鍵になるので。


なろう様にも『悪役令嬢』『虐げられた主人公』とか流行りますが、合う人はぶっ刺さるし、合わない人は合わないんですよ。

私は合わないので、書くことは少ないです。


これは本当にどうしようもない。

社会現象とかあんまり関係ない気がします。

もう趣味嗜好、今までの経験。

それを相手に分からせようとするのは止めようと思った本日です。


分かってくれないからって、いじけない。

大人になりなさい。

大人気なく反発しないの。

そう思って本日を終えます。

※いじけまくってこの話になったんですよ。

※あの話、いい話なのに!!

自分自身を大切にしないやつは誰も救えない

っていう話なのに!!

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