性欲についてバカまじめに考えてみた
性欲という少々デリケートな問題について、男性目線で語っていきたいと思う。
まず個人的に女性の性欲に対する考え方として、疑問に思うところが存在する。
それは性欲そのものを否定する考えである。もちろん相手のことを重んじないレイプなどの一方的な行為は否定されるべきである。自身の感情をコントロールできず暴走してしまう輩を非難することは理解できる。だが、性欲そのものの否定は、人間性そのものを否定している。
私が個人的に許せないのが、テレビ番組での以下のような演出。
巨乳アイドルなどがターゲットの男性タレントの近くに座り、その男性タレントが何回チラミをしたか回数を数える。そして回数が少ない人を称賛し、チラミした回数が多い人を笑いものにしたりバカにしたりする。
当時は気付かなかったが、女性の方は明らかにチラミを誘うために、派手な動作をしたり、露出の多い服装を着用していたりする。あのような女性が実際にいれば男性でなくとも「なんだあいつは」と目がいくだろう。まぁ、そのことは一旦置いておく。
とにかく、テレビはそのことを面白可笑しくしていたが、当時思春期で不安定な時期だった私には「性欲=悪」のイメージが根付いた。もちろんテレビだけではなく、実際の生活でも女性から変な目で見られるという畏れからなのか。男同士でも性に関する話は嫌がられた。
そして大きな問題はここからである。「性欲をもつことは女性から変な目で見られるからダメなことだ」という考えから、女性に対する性欲を抑え込もうとする。だが、性欲そのものは消すことはできないため、この性欲が別の方面へと向いてしまう。つまりは異常性欲である(必ずしもこうなる訳ではない)
例
ホモ (男同士)
レズビアン (女同士)
男の娘 (見た目が女の子の男に対する性的感情)
ケモナー (獣系、例えばピカチュウやソニックなどの人外の生物に対する性的感情)
対物性欲 (物に関しての性的感情)
etc
ここで重要なのは、元々この性質を持っている人を私は否定しているのではなく。女性への性的感情が別の方面へと向いてしまった人を問題としている。
改めて書きますが、元々この性的趣向をもっている人を否定するものではありません。
最後に書いてある対物性欲については、ネット上で車の後ろに立ち、下半身を露出しピストン運動をする男性の動画がありました。一見すると異常行動ですが、その動画紹介にあった文に「人間を愛せなくなった」と書かれていました。人を愛せなくなったが故に、性的感情が異常な方面へとねじ曲がった結果だということです。これは決して他人事ではないと感じました。
私自身も、性的に興奮するレベルまでにはいかないものの。男の娘(二次元)やケモナー(一部)を見ることにあまり抵抗感がなくなっています。(つまりは人間を愛せなくなってきている)
只、女性側からの視点を少し入れるならば「性的な会話に積極的=尻軽な女として見られる」ということがありえる。男性は性欲があって当たり前だが、女性は性には否定的でなければならないという考えが存在し、清楚なイメージを持たせようとする傾向があるだろう。
本来、性欲とは子孫を残す欲求であるため、当然男女共に持っている。むしろ持っていなければ、人間はすでに絶滅しているだろう。だが女性の性欲はあまり認められていない。むしろ男側が、清楚な女性を求める限り、この問題は難しいのだろうと思っている。
『最後に』
個人的な話ですが、思春期の頃、否定的なイメージを大きくつけられた性欲も、今となっては逆に性欲を持てと言われます。
それが「結婚」という問題です。結婚は男女が一緒になり、子どもを作り家庭を作ることなので、性欲が皆無では成立しません。 個人的には「性的対象≠愛」と考えていますが、性欲が女性への興味関心の重要なキーとなっているのは事実です。
だからはっきり言って「女性を獲得したい、子どもを作り家庭を作る」という欲求すらわきません。(周囲の目が痛いが、私は結婚、恋愛やる気ゼロ)
私の書きたいことは以上です。
終わり