四季のうつろいを感じる。
桜の開花宣言が次々に届いて春がやってきましたね。
先日、一日家で仕事した後、気分転換と運動不足解消を兼ねて、近所を散歩しました。夕方の空は茜色に染まりはじめていて、公園では小学生がにぎやかに遊んでいたり、子どものお迎えに急ぐお母さんを見たり、犬の散歩をしているご老人がいたり、いろんな人の生活の一部が垣間見れました。
みんなそれぞれ、今日一日を無事終えようとしている。それって実はとてもありがたいことなんだよなぁ、なんて思いながら歩いていました。
マンションの敷地内に植えられた小さな桜の木が満開になっていたり、住宅の庭に植えられたユキヤナギが真っ白い花を咲かせていたり。
日差しが柔らかいこと、風が温かいこと。五感で春を感じながら散歩していました。
前職で仕事に忙殺されていた時は、こんな風に四季のうつろいを感じることはありませんでした。心に全く余裕がなかったのです。
それが今、四季のうつろいを五感で吸収できるようになりました。自然の中にあるちょっとした変化を美しいと思ったり、嬉しさを抱く。そんな気持ちが自分に戻ってきたことを本当に嬉しく思います。
これからもそんな感性を大切にしていきたいです。
読んでいただき、ありがとうございました。