お給料をもらって思ったこと
先月末、転職して初めてのお給料をいただきました。現在、私は障害者枠でお仕事をしています。時短勤務で働かせてもらっています。データ入力のお仕事ですが、ノルマなし残業なし。本当にありがたいです。
初めてのリモートワークなので慣れるまでは、私は本当に会社に在籍しているのかな? 大丈夫かな?
仕事このやり方であってる? などと不安だったのですが、もし、問題があれば会社から連絡があるはず! と考えるようにしたら不思議と不安はなくなりました。
私は精神障害があるのですが、発達障害もあることが昨年わかりました。発達検査を受け、検査の結果が出て検査をしてくれた心理師さんと話していた時に「自分に裁量権のある仕事だと力を発揮しやすいかもしれませんね」と言われていました。
その時は「そうは言ってもそんな仕事なかなかないよ……」と思っていたのですが、今させてもらっているお仕事は、心理師さんが言っていたお仕事そのものです。会社には本当に感謝しています。
社員の方と実際に対面でお話ししたのは二回。一回目は面接。二回目は入社にあたってオンラインでの面談でした。それ以降はメールでやりとりをするのみです。
毎日顔をあわせないからこそ、きちんと自分のペースでお仕事を進めて、この人はこつこつ作業してくれるという信頼感を持ってもらえるように心がけています。そして、初めてのお給料をいただきました。
その時初めて嬉しいという気持ちとともに、ありがたいという感謝の気持ちが沸きました。
体調を崩す前も仕事をしていたので、給料はもらっていました。でも、ありがたいと思ったことは一度もありませんでした。「この給料以上の仕事してる」としか思いませんでした。前職は正社員だったし、ボーナスだって年二回支給されていました。でも、もらって当たり前、としか思えなかったのです。仕事に生活を侵食されてしまっていたのだと思います。
今はパートです。時給制です。ボーナスはありません。収入は前職の三分の一です。でも、精神的幸福度は圧倒的に高いです。仕事は好きですし、自分に合っているからやりがいもあります。そして、仕事と生活が完全に切り離せるようになりました。
パソコンの電源を切ったら終わり。休みの日は好きなことを楽しめる。日曜日の夜は憂鬱ではなく「また明日から頑張ろう!」と思える。
以前の私とは百八十度変わりました。
今、本当に幸せです。お給料をいたいて幸せと思えた自分をこれからもずっと忘れずにいたいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
みなさんもそれぞれお疲れ様です。