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日々の中にある小さな幸せを集めよう

みなさんはどんなことに幸せを感じますか?

 私は最近、何気ない日常が、例えば食事ができること、雨風がしのげる住まいがあること、布団で寝られること、などなどが毎日毎日同じようにできることに感謝できるようになりました。

 能登半島の災害や大船渡の大火災を見ていると、とてもつらいです。そして、日々当たり前だと思っていることが決して当たり前ではないのだと痛感します。


 でも、こんなふうに感謝の気持ちを持てるようになったのはごく最近のことです。

 私は2019年から4年ほど体調を崩していました。その間は体が怠く、何も考えられず、まともな食事もできず、毎日泣いていました。今、思い返しても本当につらい日々でした。

 生きる気力を取り戻せるのか不安な日々。体調に波はありましたが、少しずつ少しずつ回復をし、現在は転職して再び働けるようになりました。とはいえ今でも体調の波があってしんどくなることはあります。

 私が再び生きる気力を取り戻すために、たくさんの人が力を貸してくれました。今でも力を借りている方もいます。

 そんな今、思うことが冒頭で述べたことです。



 私はリモートワークをしているので地域のコワーキングスペースに行くことがあります。そこに向かいながら毎朝聴く音楽があります。その音楽を聴くと空を見上げたくなって毎回空を見上げます。

 晴れている日は太陽が眩しくて生きていることを実感します。

 

 先日、高校生の頃、通っていた英会話スクールのスタッフの人が異動する時、私に送ってくれた言葉を突如思い出しました。


『たまには空を見上げて、空が青いことに気づいてね』


 当時の私はその言葉をもらってもピンときませんでした。でも、今ならその言葉の意味がよくわかります。

 私は物事を一度決めると猪突猛進になります。いわゆる融通がききません。目の前のことしか見えていません。社会人になって必死に頑張ってきました。でも、その特性が私自身の首を絞め、体調を崩しました。

 あのスタッフの人は高校生だった私の姿から私のそんな特性を見抜いていたのだと思いました。それに気づいた瞬間、今までの自分を愛おしく思いました。

 頑張ってくれて、ありがとう。もう頑張らなくていいよ、そう心の中で唱えました。


 そう思って以来、体調を崩した当時の自分が、よくここまで回復できたと嬉しくなります。そして毎日、朝起きて身支度と食事をし、仕事をし、休憩をし、仕事を終え家に帰り夕食を食べお風呂に入りベッドで眠る。このことがどれだけ幸せなのか身をもってわかるようになりました。

 明日が今日と必ず同じとは限りません。だから一日一日を充実させて楽しく生きていきたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。

毎日の中で感じた幸せや喜びをちょこちょこ書き足していきますので、また続きを読んでいただけると嬉しいです。

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