表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/167

第66話 幼馴染と自作PC

週末、オレは秋葉原駅の改札を出たところで、のんちゃんを待っていた


「あ、のんちゃん、おはよ〜」


「あっくん、おはよ、お待たせ」


時刻は11時、おはようと言うには遅い時間であるが、つい会社の癖でそう言ってしまう


今日は、のんちゃん様のお買い物にお付き合いする日だ

ディメコネ5周年ライブのチケットを貰うためにも全力でご奉仕しなければならない

と、意気込んでいたのだが、


いつも通りに接していいよ、むしろいつも通りにしてほしいわぁ、へりくだってる あっくんキモいし


と、のんちゃん様に事前に言われていたので、そうすることにした


「ううん、そんなに待ってないよ〜

じゃ、目的のパソコンから見に行こっか」


「うん、そうしよかぁ〜」


私服の のんちゃんを見ると、やっぱり会社とは違って新鮮だ

髪型はいつものふわふわウェーブだが、片側に音符のヘアピンをつけていた


服装は、白の長いデニムスカートに、黒のブラウスだ

スカートには少しスリットが入っていて、ブラウスは肩がないタイプだった

よく見るとイヤリングもしていた


「オシャレしてる、、」


「だから、なんなん?」


むっとされる


「いや、べつに、、」


それ以上は何もツッコまず、2人してパソコンショップに向かう

のんちゃんは新しいパソコンの購入を検討しているらしい

歩きながら話す


「今って、どんなパソコン使ってるの?」


「大学のときに買ってもらったノートパソコン〜」


「なるほど、すると5年くらい前のやつか〜」


「そうなんよね、なんか最近動作遅いし、使いにくいんよ」


「なるほどね」


「それに、家でもマイクラの練習したいし」


「へ〜、じゃあ、少なくともマイクラはサクサク動くスペックじゃないとダメだね」


「うん、そうやね」


話していたらパソコンショップについたので入店する


「買うとしたら、ノートパソコンかデスクトップ、どっちがいい?」


「どっちがいいんやろね?」


「持ち運ぶことが多いならノートパソコンだけど、家でしか使わないならデスクトップがいいんじゃない?

デスクトップの方が安い値段で高性能なものにできるから

ま、場所は取るけどね」


「なるほどなぁ、ならデスクトップにしよかなぁ」


「じゃあ、とりあえずデスクトップのコーナーを見てみようか」


「うん」


のんちゃんをつれて、いくつかのデスクトップを見る

マイクラとネットができればいい、ということなので、そんなにハイスペックである必要はない


本体10万円、モニタ1.5万、マウスとキーボードで1万弱、くらいでいいと思う


「どれがいいか、よくわからんなぁ〜」


「オレが適当に選んでもいいけどね」


「う〜ん、、、ねぇ、あっくん」


のんちゃんがある看板をみて、聞いてくる


「なに?」


「あっくんって自作パソコンって作れるの?」


看板には

[自作PCならお得にハイスペック!]

なんて書いてあった


「一応、できるけど」


「なら、あっくんが作ってよ!」


「えー、それだと細かい保証とかめんどいかもよ?

壊れたらオレが対応しないといけないし、、」


「なに?いやなん?」


はっ!?今日は接待だった!


「いいや?いやじゃないよ?パソコン作るのだ〜いすき」

ニコニコ


「、、、ウソくさ、まぁええわ、チケットと引き換えに、あっくんにはパソコン作ってもらうことにしたわぁ」


「了解しました、だとすると、ケースはオレのお古使うなら安くできるよ?」


「ええの?」


「うん、どうせ使ってないし」


そうと決まれば、善は急げだ

マザーボード、グラボ、CPU、メモリ、電源等を適当に選んでいく


「予算12万でいいんだよね?」


「うん」


「なら、こんなもん」


「モニターとかキーボードは?」


「モニターは通販でいいよ、持って帰るの大変だし

キーボードとマウスは一緒に選ぼっか」


「うん!そうする!あっくん、たまには頼りになるなぁ!」


「そうかな?」


「せやね!なんか、色々詳しくてカッコええわぁ!」


「そ、それはどうも、、」


のんちゃんに褒められ慣れてなくて照れてしまう

そのあと、のんちゃんとキーボードとマウスを見に行く


のんちゃんは、可愛い、という理由で、少し高い真っ白のキーボードとマウスを選んだ

これで、今日の買い物は完了である


オススメのモニターは後でのんちゃんに教えるとして、

後日、組み立てのためにケースを持って のんちゃんの家にお邪魔することになった


「じゃ、お昼ご飯にしよかぁ」


「うん、そうしよそうしよ、お腹すいた」


「うち、美味しそうなところ見つけといたから、ついてきやぁ〜」


「わかった〜、任せる〜」


のんちゃんは事前にランチのお店を探しておいてくれたらしい

お言葉に甘えて、ついていくことにした

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ