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第56話 面白いスケベ女っすね

小雪〜よちよち〜元気になってよかったでちゅねぇ〜


こと様が歌枠配信の後、雑談の時間に子猫の小雪と戯れていた


個人的にLINEでも連絡をもらっていたが、小雪の


にゃー


という鳴き声を聞けて安心する

もう元気になったようだ


こと様は、雑談の最初に、小雪が体調を崩していて病院に行って元気になった、という話をした


誤ってチョコを食べさせたって話はやめましょう、と事前に相談しておいたので、そこは話さない


こういうミスをこれみよがしに叩くやつがネット上には存在するからだ

嫌な世の中だね、ほんと


まぁ、そういうことも考えながら、炎上しないように活動する配信者は本当に凄いと思う

最近、身近になったこともあり、尊敬の念が強くなった


小雪ちゃんは、おやつなにが食べたいでちゅか〜

チュールでちゅか〜


、、それにしても、こと様の猫撫で声どんどん悪化?進化?してるようだけど、大丈夫だろうか?



コメント欄

------------------------------------

ことママちゅっちゅっ

あーこと様に甘えたい人生だった

ママ〜ボクにも食べさせて〜

------------------------------------



なんか、バブみを求めているリスナーが増えた気がするけども、、

ま、まぁ、、登録者数が増えることはいいことだよね?


それでは、また明日も朝配信しますので、見てくださいね

おつかれさまでした〜



こと様の配信も終わったことだし、風呂に入る


さぁ寝るか〜、というところで、こと様からメッセがきた


この前は本当にありがとうございました

おかげさまで小雪も元気になりました


いえいえ!よかったね!さっきの歌枠のあと、小雪の鳴き声聞けて安心したよ!


すぐに返信したが、なかなか返ってこない

ベッドの上でウトウトしていると、ピロンッと通知音がなる


「んあ?」


目を開けると写真が送られてきていた

ポチっとその画像をタップする


小雪を抱いたこと様の自撮り写真だった

ん?なんかやけに肌色が多いような?


「お、おぉぉぉ」


覚醒してきた脳でしっかりと確認すると、水着姿のこと様がゲーミングチェアに座って、小雪を抱っこしながら、自撮りしてる写真であった


オレが選んだ水着だ


「ゴクリ」


この前、プールに行ったとき、生で見た姿ではあったが、写真越しに、それに室内での姿は新鮮だ


「ほ、保存、しちゃおっかな、、」


独り言を呟いていると、こと様からメッセが届く


このとおり、、小雪は元気です

服装は、その、、お礼です

どうぞおおさめください、、


あ、ありがたく頂戴致します


オレたちは変なやりとりをして、その日のメッセは終了した

オレはその後、その写真をジックリ観察することにした



「あらあらパイセン

こととのデートどうでしたか?」


「え?ど、どうとは?」


「感想教えてくださいよぉ〜」


翌日、こと様の配信を見ていると、あめちゃんから電話がかかってきて、それをとったところだった


「た、楽しかったですよ?少しトラブルはあったけど」


「へ〜そうなんすか?ちなみにどんな?」


オレはナイトプールで金髪にいちゃんに絡まれたことと、小雪のことを話した


「なるほど〜そんなことが、やっぱり、あらあらパイセンはカッコいいっすね

ことも惚れ直したんじゃないすか?」


「ほ、ほれ??それはどうなんだろう?」


「それにしてもナイトプール、

ふ〜ん

へ〜」


「な、なに?」


あめちゃんの間伸びした声に嫌な予感がする


「ことの水着、どうでしたか?」


「どう?か、かわいかった?」


「へ〜、興奮しましたか?」


「い、、いい、いいや??」


「そうすか、ことはかわいそうですね、、勇気を出して、頑張ったのに、、

ぐすっ、、」


な!泣いてる!?


「こ!興奮とか!そういうんじゃないけど!女性として魅力的だなとは思ったよ!」


「、、ふ〜ん、だってさ、こと」


「え?」


「そうですか、おにいさんは、私のことをそういう目で見てたんですね」


「あ、あれ?こと様??配信中では?」


こと様は今、YouTubeの中で同期の子たちのわかり手選手権をやっている、ライブ配信になってるけども


「それは収録です」


「あ、そっかそっか」


「まぁ、おにいさんがえっちな人なのは知ってたので、驚きませんが」


「す、すみません、、」


「はぁ、可愛くないっすね〜

自分から水着選ばせてナイトプールに誘うスケベ女のくせに」


「す!スケベ女!?あんたふざけんじゃないわよ!

元はと言えばあんたのアイデアでしょ!」


「いや〜ホントにやるとは思わなくて

面白い女っすね」


「なっ!?」


「あ〜でも、なんか負けたような気がするので、今週末、巻き返しますね

覚悟してくださいね、あらあらパイセン」


「か、覚悟??」


嫌な予感しかしない


「それじゃ、おやすみっす〜」


プツリと通話が切れた


今週末は、動画編集勉強会をうちでやる予定だ

あめちゃんとこと様が来る


な、なにが、、何をする気なんだ、、あのクソガキ、、

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