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第45話 オセロは後攻の方が有利なんですよ?

それから約2週間後、ひまちゃんとの凸待ち企画の日がやってきた


今日は、オレと課長、のんちゃんは揃って残業だ

スタジオでスタンバっている


ひまちゃんの配信は始まっていて、今は2人目のコラボ相手と勝負しているところだった


のんちゃんは3人目の予定だ

すでに、ひまちゃんが作ってくれたディスコードの待機部屋にはインしている


「のんちゃん、緊張してる?大丈夫そう?」


「うん、ちょっと緊張してるけど大丈夫そう」


「まぁ、全敗しても、それはそれで面白いから気負わなくていいからね」


「うん、でもせっかく、あっくんと練習したんだし、ちょっとは勝ちたいかも」


「おけおけ、まぁリラックスリラックス

いつも通り、ある程度は毒吐いていいから」


「いつも通りってどういう意味なん?

うちそんな口悪い?」


「そこそこ悪いな」


「おいっ」


「あ、そろそろ2人目が終わりそう

スタンバって、Kanonちゃん」


課長から声がかかったのでオレは口を閉じて、のんちゃんにグッドラックと親指を立てて離れる

スタジオの机の正面のデスクに着席しヘッドホンを付けた


「あ〜あ〜、こんばんは!

聞こえてますか?」


ひまちゃんの声だ

こちらでも、のんちゃんのパソコンの音が聞こえるようにしている


「はい!聞こえてます!」


「じゃあ、自己紹介お願いしま〜す!」


「は!はい!えと、、

特技は歌

趣味も歌

みんなの心に響かせたい

夢味製菓、新人VTuberのKanonです」


「よろしくおねがいしまーす!

3人目はKanonちゃんが来てくれましたー!

パチパチー!」


「今日は凸待ちにお呼びいただき、ありがとうございます!

登録者数120万人おめでとうございます!」


「ありがと〜!

Kanonちゃんとは、この前、マイクラでコラボしてそれ以来なんだけど、これからも仲良くして欲しくて呼んじゃいましたー!」


「光栄でっす!」


「あはは!もしかして、Kanonちゃん緊張してる〜?」


「ちょ!、、ちょっとだけ、、」


「そっかそっか、でも、ひまには気を遣わなくていいよ〜

あ、そういえばKanonちゃんって、ひまのことなんて呼んでくれてたっけ〜?」


「えーと、花咲さん?」


「えー!!それじゃあ距離が遠いよー!

ひまちゃんって呼んでほしいな!」


「え?それはなんというか、、」


「えー!あめちゃんのことは、あめちゃんって呼んでるのに!

ぷんぷん!だよ!」


「あめちゃんとは長くコラボしたので、、」


「ふ〜ん、じゃあひまがゲームに勝ったらひまちゃんって呼んでね!」


「え、え〜と、、わかりました」


「おっけおっけ

じゃあ、最初のゲームは、ひまが決めちゃいます!

あめちゃんにバカにされまくったけど、ひまだってホントは強いんだから!

これ!オセロ!」


「オセロですか、、」


「あれれ〜、もしかしてKanonちゃん、オセロ苦手な感じかな〜?」


「い、いえ?そんなことないですよ?」


「あやしいな〜、じゃあ先攻か後攻かはKanonちゃんに選ばせてあげるね!」


「じゃ!じゃあ後攻で!」


「はーい♪じゃ!はじめていきましょー!」


「花咲さん」


「なぁに?Kanonちゃん」


「オセロは後攻の方が有利なんですよ?」


「え?」



「いけいけ!もうちょっと!」


「勝てる勝てる勝ってるはず!

あーー!!」


「やったー!!」


勝負の結果、黒が2枚差で勝利

ひまちゃんの勝ちだった


「ぷぷー!花咲さん、オセロは後攻の方が有利なんですよ、だってー!

ひまの勝ちー!」



コメント欄

-------------------------------------------

いやいやw泥試合だろw

ミスしすぎてお互いの首絞め合ってて笑ったw

どっちも結構アホw

Kanonちゃんの最初のドヤ顔が忘れられないw

-------------------------------------------



「な!たまたま!たまたま負けただけ!

たまたま、花咲さんの運が良かっただけです!」


「やーい!勝ちは勝ちだもーん!

はい!ひまちゃんって呼んで!」


「うぐ、、」


「イヤそうにしてもダメで〜す

はい、ど〜ぞ♪」


「ひ、ひまちゃん、、」


「よく出来ましたー!

じゃ!次勝ったら敬語やめて貰おうかな!

次はKanonちゃんがゲーム選んでいいよー!」


今日は2本先取で勝ちのルールなので、次負けると終わってしまう


「じゃあ!ボクシングで!」


「え〜、なんか意外、Kanonちゃん大人しそうなイメージなのに〜」


ひまちゃん、それは誤解だよ、すぐ気付くと思うけど


「じゃはじめまーす!」


そしてゴングが鳴る


「オラ!おらおらおらおら!」


「え?

いた!いたいいたい!やったなー!

ひまも!えいえい!」


「おらー!いったれー!おら!おら!」


「こ!こわい!Kanonちゃんこわいよ!」


「うら!まけんで!おらおら!」


カンカンカーン


のんちゃんの圧勝だった


「か、Kanonちゃん?」


「ふぅ、なんですか?」


「Kanonちゃん、なにかに取り憑かれてたりするの?」


ひまちゃんは怯え顔だ


「なんでですか?あぁ、でもスタッフAにも同じようなことを言われましたね

なんだか、このゲームテンション爆上がりするんですよ

面白いですよね」


「ほ、ほ〜ん

あ、そのスタッフAさんって、最近のマイクラ実況にも出てる人だよね?」


「そうですね、あそび大全の練習台にしてボコボコにしておきました」


「へ、へ〜、、一緒に練習したんだ?」


「そうですね、あ、最後のゲームどうしますか?」


「むむ、ねぇ、最後勝ったら敬語やめてくれる?」


「え〜と、善処します」


「よーし!それじゃ!ヨット!

最後は運任せでいこー!!」


「わかりました!」


最後のヨットでは、最初のんちゃんが順調に点を伸ばし、ひまちゃんは不調だった


しかし、最後の2回で、ひまちゃんがボーナスとヨットを達成

逆転勝利をおさめることになった


「やったー!!勝ったー!!」


「くっ!まさか、あそこから逆転されるなんて!」


「は〜い!それじゃ敬語没収でーす!

ドーン!」


「わ、わかりま、、わかったわぁ

これから、よろしくなぁ、ひまちゃん」


「いい感じ!京都弁のKanonちゃんの方が可愛いよ!」


「ほんま?そう言ってくれると、うちも嬉しいわぁ

今日は呼んでくれてありがとうなぁ

改めて、120万人おめでとうや」


「うん!ありがとね!

またコラボしよー!」


「は〜い、それじゃまたぁ〜」


「またねー!!」


プツリとディスコードの通話が切れる

配信画面を見ると


Kanonちゃんでしたー!

では!次のゲストをお呼びしましょー!


ひまちゃんの配信ではさっそく次のゲストを呼ぶみたいだ

無事コラボが終わって良かった

あとでアーカイブ見よ


「のんちゃん、お疲れ様

どうだった?」


「うん、緊張したけど、楽しかったよ

やっぱ、花咲さん、えっと、ひまちゃんは明るくて話してると楽しいね」


「でしょ!ひまちゃんの良さをのんちゃんもわかってくれて嬉しいなぁ!」


「あはは、、」


「よっし!もう遅い時間だし、片付けてちゃっちゃと帰ろうか!」


課長から声がかかったので撤収の準備をする


あー、今日はディスコード越しとはいえ、リアルタイムでひまちゃんの配信ボイスを聞けて幸せだったなぁ


そりゃYouTubeで見ても遅延1秒くらいかもしれないけど、

一緒に仕事してるというか、リスナーよりもぜんぜん近い位置に居たっていうのが、めっちゃ嬉しい!


オレはルンルンで片付けをして、楽しい気分のまま帰宅した



この後、のんちゃんのボクシングが何本も切り抜き動画になって界隈をざわつかせ、

手描き切り抜き動画によって、めちゃくちゃバズることになるとは、

そのときのオレは知らなかった


「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!

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