第44話 ゲームやってお金が貰える
「ねぇ、、あっくん
うちのTwitterのアカウントに花咲さんからメッセージが来てるんやけど、、」
「えっ!?ひまちゃんから!?
どんな内容だった!?」
すぐにのんちゃんのデスクに行って、見せてもらう
「うん、これなんやけど」
画面を見ると
今度、凸待ちで、来てくれた人とあそび大全で戦う企画をやるんですが、
よければKanonちゃんも来てくれませんか?
「おぉ!ひまちゃんからコラボのお誘い!
これは受けるべきだよ!てか!受けたい!」
「ま、まぁ、あっくんがそういうならええけど、、」
「課長に確認するね!」
「うん、わかった、、」
そのあと、会議から戻ってきた課長にそのことを話し、すぐにOKをもらうことが出来た
「でも、Kanonちゃんは生配信がはじめてだよね
だから、事前にどこまで言っていいか、確認しようか」
「はい!そうですね!任せてください!」
それから、オレは想定質問的なものと、どこまで強めの言葉を使ってもいいか
センシティブのラインなどをまとめ出した
「ねぇ、Kanonちゃんは大丈夫なのかい?」
「はい、お仕事ですし、、あっくんがあんなに楽しそうなのに止めれませんよ」
「ふぅ、、恋って難しいねぇ」
「課長、あっくんの近くでそういうこと言うのやめて下さい
セクハラで訴えますよ」
「ご、ごめんて、、許しておくれよ」
「気をつけてくださいね」
にっこり
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花咲さん、Kanonです
凸待ち企画のお誘いありがとうございます
ぜひ参加させてほしいと思います
詳しくはディスコードで打合せさせてもらえるでしょうか?
以下が私のアカウントです
「あっくん、花咲さんにメッセージ送信しておいたよ」
「ありがとう!いやー楽しみだなー!」
「あっくんがしゃべるわけじゃないのに嬉しいものなの?」
「え?あー?そう言われるとそうか?
うん、でも!やっぱ嬉しいよ!
推しと仕事ができるんだしね!」
「ふ〜ん、、そういうものなんやねぇ」
「だね!」
「じゃ、返事あったらまた言うわぁ」
「わかった!よろしく!」
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自宅
ひまちゃん!のんちゃんを凸待ち企画に誘ってくれてありがとう!
会社でもすぐOK出たし、また、ひまちゃんたちとお仕事できる布石が打てたかも!?
いえいえ♪
こちらこそ、お誘いを受けてくれてありがとうございます、だよ(๑˃̵ᴗ˂̵)
でも、あそび大全では、Kanonちゃんに手加減しないぞーw
そりゃもう本気でやってもろて!
まぁでも、本気のひまちゃんが強いイメージな、、、んでもないよ?
えー!なにそれー( *`ω´)
ぜんぜん余裕で勝てますしー٩(* •̀ з•́)و
そんなこと言って、この前あめちゃんにボコスカに全敗してた気がするけど、、
うっ、、頭が、、
あ!あれは!
ちょ〜っとだけ調子が悪かっただけだもん❗️
本番は見てろよ〜(°ㅂ°ꐦ)
ははは、期待してます(^^)
今日も少し煽ってみると、予想通りの反応を見せてくれた
可愛いなぁ
こんな幸せな気持ちのまま寝る準備をして、とても気持ちよく眠りにつくことができた
コラボの凸待ちを見るのが今から楽しみだ
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「じゃ!今日から、あそび大全の練習をはじめます!」
「よろしくね!あっくん!」
「そこはイエッサーだろう!のんちゃん君!」
「い、いえっさぁー?」
「よろしい、それではコントローラを持ちたまえ」
「わ、わかりました」
「のんちゃんは反射神経を使うゲームか頭を使うゲーム、どっちが得意かね?」
「え〜と、頭を使う系?」
「うん、ウソはよくないよね、のんちゃんはアホだから頭を使う系は苦手だ」
「は、はぁ!?ケンカ売ってるん!?あっくん!」
「いいや?べつに?
なら、とりまオセロでもやってみる?」
「ええけど!?」
「先攻か後攻か選んでいいよ?」
「じゃあ先攻!」
「は〜い、あのさ、のんちゃん君」
「なに!?」
「オセロは後攻が有利なんだよ?」
「え?」
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「よっわ、、」
ゲームは終わり、盤面はほとんど白で埋め尽くされていた
「た、、」
「た?」
「たまたま負けただけやし、、」
「ふーん、まぁいいけどさ、じゃあ次はのんちゃんでも出来そうなエアホッケーやってみようか
次負けたら、しばらくポンコツって呼ぶね」
「それはヒドない!?
よ!よーし!次は負けんからねー!」
「は、はぁはぁ、、な、なんとか勝った、、」
「おめでとう、じゃ、次はボクシングで」
「ね、ねぇ、これ何種類あるん?」
「タイトル通り51種類だと思うけど」
「、、それ、ぜんぶ練習するん?」
「んー、まぁだいたい配信で選ばれるやつは決まってるから、半分くらいには絞れると思うけど」
「な、なるほど、、」
「運メインのやつもあるから、それは楽しむだけでいいよ」
「な、なら、ちょっとそういうのもやってみたいなぁ〜?」
「ん、あとでね
はい、コントローラー持って」
「、、あっくん、結構スパルタやね」
「そうかな?はい、はじまるよ〜」
そんな具合に、のんちゃんとスタジオでゲームの練習会をはじめた
ゲームばっかりやってるのもなんだし、1日2時間までにして、
それ以外はいつも通り、仕事をする
それでも、ゲームをやってお給料がもらえてるなんて、なんだか罪悪感がある
しかし、それと同時に気持ち良い!
最高の職場ですね!
なんか、のんちゃんは練習のたびにグッタリしてるけど、なんでだろう?
こんなに面白いのに
わけがわからないよ
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