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第34話 打ち上げ

コラボ動画の最終回は、あめちゃんと、こと様の喧嘩から始まり、

天真爛漫なひまちゃんが仕切って、お菓子の国を細かく見学していった

最後には、のんちゃんも普通に2人と話せるようになって、楽しそうに撮影を終えることができた



「撮影お疲れ様でした!」


「お疲れ様でーす!

楽しかったー!」


オレはひまちゃんとディスコードで喋っていた


「それは良かったです!

次回は、花咲さんもこちらに来れるとイイですね!」


「はい!ホントは今日もすっごく行きたかったんですけど!

ごめんなさい!」


「いえいえ!

また必ずコラボできるように頑張りますので!

そのときはよろしくお願いします!」


「はい!こちらこそ!

あ、マネージャーさん?

うん、かわるね」


「今日は、ありがとうございました

花咲は次がおしてますので、そろそろ失礼致します」


「あ、はい、わかりました

あの、事前にお伝えしておりましたが、この後少しだけ打ち上げをしようと思っているのですが、お二人は?」


「すみません、ギリギリまで調整したのですが、やはり、行けそうにありません、、」


「承知しました

それでは、またの機会にお願い致します」


「ひま?わかった

じゃあ、最後に花咲にかわります」


「あの!今日はコラボありがとうございました!

また絶対やりましょう!」


「はい!

絶対やりたいです!

絶対実現させます!」


「それじゃ!また!

ありがとうございました!」


「こちらこそありがとうございました!

また次回に!

それでは!失礼します!」


ここで、ひまちゃんとの通話は終了した


「やっぱり、推しとの会話は楽しいっすか〜?」


通話が終わったのを見計らってか、あめちゃんが話しかけてきた


「え?う、うん、やっぱり嬉しいですね」


「ほ〜?

それにしては、落ち着いてましたね?」


「そ、そうですか?」


「えぇ、まるで〜

はじめて話したわけじゃないみたいに〜?」


「そそそ、そうですかね

めちゃくちゃ緊張してましたよ?」


あめちゃんは、オレたちのことを知ってるくせに意地悪な質問をしてくる


「いたっ、なにするんすか〜

こと〜」


こと様が後ろからあめちゃんの頭をチョップする


「あんたはなに絡んでるの

ほら、こっち来なさい」


「え〜」


こと様、ありがとうございます

と、目でサインを送っておく


はぁ、自分でなんとかして下さい

とでも、言いたそうな顔をされた


「それでは、片付けが済んだら、打ち上げ会場の方に行きましょうか!

未成年もいるのでお酒は無しで!」


課長が仕切って移動を開始する


これから、会社の最寄りの駅まで行って、駅近の居酒屋で打ち上げだ



「それでは!

ディメコネ様と我が社のコラボ動画のクランクアップを祝して!

カンパーイ!」


打ち上げがはじまった


課長は、あめちゃんと佐々木さんの前に座っていて、

その隣にのんちゃん、その隣にオレ

オレの正面に、こと様と島野マネージャーがいる


「あ、こと様、こちらどうぞ」


ウーロン茶を注ぐ


「、、ありがとうございます」


「ふふ、新井さんは洲宮のリスナーさんでもあるんですね

花咲のファンだと聞いてましたが」


「はい、こと様の朝配信を毎日見てから出社しています」


「へ〜、毎朝、、

そうだったんですね」


あれ?言ってなかったっけ?


「はい、こと様には毎朝元気をもらってます

ありがとうございます」


「いえ、お役に立っているようで良かったです」


「洲宮は仏頂面ですけど、本心はすごく喜んでますので、安心してください」


「マネージャーさん!勝手なこと言わないでください!」


「あらら、普段は大人しいのにどうしたんですか?」


「え、いや、、べつに、、」


「あら〜?なんだか面白い匂いがしますね」


島野マネージャーはさっきからクスクスと笑っている


あれ?この人飲んでないよな?

と思ってグラスを見ると、透明であった

水には見えない


、、、

まぁ見なかったことにしよう

べつに彼女は成人だし


「こと様は学生なんですよね」


知っているが会話のネタのために聞いてみる


「そうです」


「学校は楽しいですか?」


「う〜ん、やはり配信との両立が難しいですが、充実はしてますね」


「いやー、やっぱり、こと様はすごいなー

学校行きながら毎朝配信してるなんて」


「いえ、そんなことは」



こと様たちと話していると、課長から声がかかる


「それでは!未成年もいるので打ち上げはこれくらいで!

ぜひ!また弊社とコラボしていただければと思います!

本日はありがとうございました!」


こうして、1時間ちょっとの打ち上げは終了した


オレたちは駅までディメコネのみなさんを見送りに行く


「ふー!これでコラボも終わりかー!

あっという間だったね!」


「そうですよねー」


「あっくんは、残念やったね」


ひまちゃんが来れなかったことだろう


「ううん、ある意味これからのモチベにも繋がったし、大丈夫だよ

絶対またコラボするから」


「そっか、、」


「じゃあ、私はこれで!

2人とも、来週もよろしく!

お疲れ様!」


「お疲れ様です」

「お疲れ様です」


「、、、なぁ、あっくん」


「ん?なに?」


「ちょっと飲んでかない?」

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