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第108話 暗躍するツインテール

数日前のいつか


「うん、うん、こっちは順調だよ

Kanonちゃんの同期にも例のパワハラ野郎の被害にあってる子がいて、その子にもボイスレコーダーを渡してある

これぞという音声はないけど、ネチネチ言ってるパワハラ音声は撮れてるよ」


「そうっすか、それは良かったっす

こっちはこっちで順調っす

すでにそちらを退職した3人に連絡がとれて、

証拠はないけど、やられたパワハラについて具体的に教えてもらうことができました

そいつのパワハラが原因で転職したんだ

訴えれるなら訴えたい、名前も出してもらって大丈夫、と言ってるらしいです

中には体調を崩した人もいたらしくて、当時の診断書も手に入れました」


「すごいね、あめちゃんのところの弁護士さんは」


「そうっすね、ディメコネお抱えの弁護士さんですから」


「ありがたいです、ホントに、うちの会社のゴタゴタに巻き込んで申し訳ない」


「いえいえ、わたしがやりたくてやってることっすから

それに結木っちの協力あってこそっすよ」


「あはは、私にできたのは、ちょ~っと独り言で過去の退職者の名前を呟いたくらいだよ」


「それがすごいんすけどね、課長にまでなって部下のためにそんなリスク背負うなんて

正直、見直したっす」


「いやいや、普通によくないことだけどね、管理職としては」

、、あの、、ところでさ、、あめちゃん、、」


「なんすか?」


「ちょっと、、いや、、かなり、確認したいことがあるんだけど、いいかな?」


「ん~、内容次第っすかね~」


「ふぅ~、、

あのね、最初は突然あめちゃんから連絡がきて、ちゅぱかぶらとしてめちゃくちゃ嬉しかったんだ

でも、まさかうちの会社の件でなんて思ってなくて、なんだか難しい話になっちゃって、、

それでさ、、

今回の件、すごく大変なことだと思うんだけど、、ここまでやるのって、、やっぱり、、」


「そうっすね、こんだけ結木っちに協力させておいて、誤魔化すのもずるいっすかね」


「いや、、そんなことないし、ホントにありがたいんだけど、、

それに聞きたくない気持ちもあるけど、、

ふぅー、、はぁー、、

あの、、あめちゃんって、うちの新井のこと?」


「はい、わたしはあらあらパイセンのことが大好きです」


「ぐっ!、、ぐぅぅぅ、、ダイチュキ、、」


「大丈夫っすか?」


「大丈夫じゃない、、ツライ、、新井のやつめぇ、、」


「ははは、殺さないでくださいね?」


「頭の中では首絞めてる」


「さすがに怖いっす、私の好きな人に手を出さないでください」


「、、ふぅー、、、

まぁ、そりゃやらないけどさ、新井くんは大切な部下で、ディメコネオタク仲間だしさ

はぁ、、でもなぁ、、」


「なんすか?同担拒否的なあれですか?」


「んー、、なんというか、普通に好きな子を取られた気分、、」


「いやいや、結木っち、女じゃないっすか」


「そうだけど!そうじゃないんだよ!私の心のチンコが!ダメだって言ってるんだ!」


「き、キモすぎっす、、

縁切ろうかな、、」


「はう!?そんな!?今のは冗談です!!

それだけは何卒ご勘弁を!!」


「はぁ、、まぁ結木っちとはお友達でお願いします」


「お友達、、ジーン、、はい、光栄です」


「お友達なので、恋の応援してください♪」


「、、、」


「あれ?死んだ?おーい」


「死にそうだよ、、」


「推しには幸せになって欲しいでしょ?」


「そうだけど、、それはそうだけどさー!

あめちゃんはずるいなぁ、、」


「あはは、よく言われるっす」


「まぁ、、ぼちぼち、協力、、する、、よ、、」


「めっちゃ渋々で草www」


「そりゃあね、まっ、この件は置いといて、パワハラ野郎の件は引き続きよろしくお願いします」


「はいっす、こちらこそ、それじゃまた」


「うん、それじゃ、また電話します」



現在に戻る


はぁ、、新井くん、、キミはあめちゃんに好かれているのかい

そーかいそーかい、すごいじゃないか

ふふふ

どうして花守りのキミが?

キミは新参ちゅぱかぶらだろう?

先輩の私には敬意を払うべきじゃないのかい?

そもそも、どうやって、あめちゃんに好かれた?

なぜだ?

許せん、新井、しばく、、


パッケージのデザインをしている間、

課長からの熱烈な視線をたびたび感じた


仕事の話をしているときは普通なのだが、ふとした瞬間、課長はオレのことを睨んでいた


これは、、あめちゃんにオレが好意を寄せられていること、、知ってる、よな?

そう思い当たったが、怖すぎて聞くことは出来なかった


このことについては、なるべく言及せずに過ごしていきたい

表に出したら、熱烈なちゅぱかぶらである課長のことだ、なにをするか想像もできない、、


こわすぎる、、

オレは考えることを拒否して、コラボ企画の検討に専念することにした

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