俺達はお楽しみで
煌びやかな部屋で俺は頭を垂れている・・・・
危険な香が焚かれ・・・・・
三人の女王は其の中で甘い蕩ける声で・・・・
夫であるソウゴに囁いている・・・・
「ねえ今晩も」
「ヒィずるーい」
「じゃあ皆で」
「しょうがないな」
うん俺に何しろと・・・・・・・
ソウゴは勇者故平気・・・・・
ヒミカは僕の頃と比べ格段に弱くなっている故効いている?・・・
弱くなった理由は少なくとも俺ではない断言!
シュナも弱くなっている・・・・
ナギサも・・・・・
ソウゴは今統一王を名乗り・・・・・
まあ統一に乗り出した・・・・
反乱者が続出し・・・・・
理由が・・・・
ネトリまくり・・・・・
で此れである・・・・・
優秀な者を次々と男女問わず・・・・
無能化・・・・・・
どうして権力与えたと誰かに問いたい・・・・
黒幕居るよね・・・・・
運どうこうだったら泣くよ俺・・・・
まあ沢山泣いて居るけどね・・・・・・
「ただのソウキ」
「はっ」
ちっと舌打ちのソウゴ・・・・・
ねえだからさ君俺になにをやらせたいのかなぁー
「魔王軍に突っ込め」
「受け賜りまた」
「一人で突っ込むのかよ」
「はっ」
「効いてんのか?」
「ソウゴ?」
「なんでもないよ」
そうそうだからさもう解放して・・・・・
魔王軍に八つ当たりしてくるから・・・・・・・
「下がれ」
やった!
「はっ」
俺は立ち上がりドアに向かい歩き出す・・・・・
其の際四人を視界に・・・・・
ソウゴさ・・・
何で全員修道服姿なの・・・・・・
色気の無い・・・・・
ドアを開け・・・・
入れ替わりに・・・・・
軍服姿の音たちが嗤い・・・・・
「くくくく」
「残念だったな」
「・・・・・・・・」
ただ俺は黙り前に立つ・・・・
「良く分かってんじゃねか」
まあ身分低いしね・・・・
親の七光り失っちゃたから・・・・
「俺達はお楽しみで」
「お前はしみったれた部屋で一人」
「おい!」
「はい!」
俺の前の男は呼ばれびくっと・・・・
「そっちのお前は行け」
「はっ」
つかお楽しみなら声かけんなよ・・・・・
そしてありがとう偉い人・・・・・
それにしてもどうしよう・・・・
図書室もう利用不可だし・・・・
そして悩みながら歩き出す・・・・・
お読み頂き有難う御座います。