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クリエイト

ふー。

なんか、今日もよく眠れなかったなぁ・・・。

だって、私の個人情報が自分の手元に無いんだよ?

うーん・・・。

まあ、ないものはしょうがないよね。

それに、まだ私もこの世界に慣れてないし・・・。

わかんない事もいっぱいあるんだよね。

さて、とりあえず、机でクリエイトが出来るかどうか試してみないとダメだよね。

えーっと。

まず、机の前に行って・・・。

『クリエイトしますか?YESorNo』

へ?!

えーと・・・。

なんか、機械音みたいな声が聞こえてきたんだけど・・・。

えーと?クリエイトしますかだっけ?

これは、YESって言えばいいのかな。

「YES。」

私がそう言うと、さっき聞こえた機械音が「分かりました。クリエイトの画面が出現します。」と言った。

機械音の人が話し終わってから何分かして、私の前にある画面が浮かび上がってきた。

そこには、9つの四角が集まって一つの正方形になったものと、その横に矢印が付いていて、その先にはさっきの大きい四角の半分くらいの大きさの四角があった。

この、大きな四角の方は、クラフトをする方で、小さい四角の方が、クラフトしたものができる方なんだ。

だから、大きい四角の方でクラフトをして、小さい四角の方で、出来たものを取るって感じだね。

えーっと、これは、現実のファインクラフトと一緒なんだね。

私がもともとやっていたファインクラフトと全く一緒の画面だ。

そして、その大きな画面の横に、もう一つ画面がある。

これは…ああ、自分の持ち物が見れるようになってるんだね。

結構便利なんだなぁ…。

そしたら、まずは机と椅子を作ってみようかな。

どこに置くのかは…、まあ、新しく作った倉庫でいいよね。

一番奥に机と椅子を置こうかな。

で、まずは机を作ろう。

机の作り方は、一番上の段の3つ全部に木材を置いて、端の2つに木材っと…。

よし。

これで机は完成だね。

次は椅子で…。

えーっと。

確か、真ん中の段全部に木材を置いて…、一番下の段の真ん中以外に木材を置く。

最後に、一番上の左か右に一つ置いて、椅子の完成!

よーし、いい調子!

そしたら、倉庫に行って、椅子と机を置きに行こうかな。

まずは、出来たものがちゃんと自分の持ち物の方に入ってるかを確認して…。

うん、ちゃんと入ってるね。

じゃあ、倉庫の方に向かおうかな。


私が家を出ると、そこにはルルちゃんがいた。

そして、ルルちゃんは私の家の前でうろうろしている。

私に気づいていないみたい。

…あれ?

なんか、こんな事、前にもあったような…。

…あっ!

そうだ、私がルルちゃんからご飯をもらった時、次の日の朝に私の家の前をうろうろしてたよね。

でも…今回はどうしたんだろう?

私、何かルルちゃんに心配されるようなこと言ったりやったりしたかな?

この頃はだいぶ村長らしくなってきて、ルルちゃんにもあんまり心配されずにできるかと思ったんだけど…。

とりあえず、ルルちゃんに話しかけてみよう。

「ルルちゃん!何やってるの?」

私がルルちゃんの肩を叩いてちょっと大きな声でそう言うと、ルルちゃんはびくっとして、こっちの方を向いた。

ルルちゃんは冷静な声で、「村長、どこかにお出かけですか?」と言った。

…いや、そんな冷静そうな声出しても、私の家の前で何をしてたか知ってるからね?

「…えっと、机と椅子をクリエイトしたから倉庫に置きに行こうかなって思って…」

私がそういうと、ルルちゃんは少しほっとしたような顔で「そうですか。」と言った。

「…それで、ルルちゃんは私の家の前で何してたの?」

私がルルちゃんの顔を覗き込みながらそう言うと、ルルちゃんのほっぺが赤くなって、ちょっと目を見開いた。

でも、すぐにいつもの顔に戻って、いつものように話し始めた。

「えっと…。ああ、村長がどうしてるか見に来てたんですよ。それで、家の中に入ろうとしたら村長が出てきたんです。」

…まあ、いつもの事で、私のことを心配してくれたんだろうなぁ。

ルルちゃん、可愛いからこのままにしておこうかな。

私がちょっとニンマリしながらルルちゃんのことを見ているとルルちゃんのほっぺが真っ赤になって、「な、何ですか!!!早く倉庫に行きましょう!」と言って、倉庫の方に進んで行ってしまった。

わわ、怒っていかないで~!

私もルルちゃんのことを早歩きで追った。


私とルルちゃんは倉庫について、倉庫の中に入った。

えーっと…確か、置く場所は…どうしようかな。

一番奥の方とかがいいのかな。

でも、手前の方で整理してたら奥まで行くの、大変だよね…。

かといって手前の方でも…。

自分の持てる数には限りがあるから、多い数をクリエイトするときは、チェストと机を往復しないといけないんだよね。

だから、奥の方のチェストに材料がある時、手前まで行ってまた奥に行くのが面倒くさいんだよね。

だから…奥もだめだし、手前もダメ…。

…あっ!

じゃあ、真ん中にすればいいんだ!

よーし、じゃあ、真ん中に置きに行こうかな。

「村長、どこに置くんですか?」

「真ん中が一番いいかなって思って。」

私がそういうと、「さすが村長。そういうと思ってましたよ。」

そう言って、倉庫の真ん中に連れて行ってくれた。

よし。じゃあ、ここに置いてっと…。

うん。いい感じ。

倉庫が木目調…というか、木で出来てるから、机と椅子がいい感じに合ってるね~。

さて、それじゃあ置けたことだし…。

家に帰ろうかな。

明日は何をやろう…。

確か、今日やろうとしてたことがクリエイトをする事…だけだったよね。

えっと…一昨日にご飯を食べたんだよね。

だから、お腹がすく前に材料を揃えておいた方がいいよね。

だから…ウッド村に小麦があるって…前に言ってたような気がするから、その畑をこっちにも作ろうかな。

よし!じゃあ家に帰ろーっと。


私はルルちゃんと別れて、自分の家の中に入った。

それにしても…やっぱり、お腹がすかないのとか、違和感があるなぁ…。

一番私が知りたいのは、現実の世界の私はどうなってるのか…っていう事なんだよね。

まあ、分からない限り、しょうがないけど。

…寝よう。

今日はもう遅いなぁ…。

久々に現実の事を思い出した。

なんだか、この世界も楽しいけど、現実に戻りたいなと思った。

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