『下ごしらえ。』
ちゃんと、下ごしらえができたなら
レシピどうり作りつつ、
あとは、あなたのオリジナル
お料理も人生も。
ぐるりと海に囲まれた日本は、
季節の移り変りに沿って
お魚も巡ってきます。
今頃だと、鰹をはじめ、
鯵、メバル、太刀魚など
旬の魚がおいしい時期ですね。
わが家みたいに、
ぐるり山に囲まれた海なし県も
たまにはありますが、
むかしと、違って
輸送技術も発達して
新鮮な魚を食べられるように
なりました。
ひとむかし前
ばあちゃんの時代には
カツオを茹でた”なまりぶし”や
塩辛いシャケが
海のお魚としては、
ごちそうで、
夏休みに遊びに行くと
茄子と”なまりぶし”で
素麺のあてを煮てくれるのが
好きじゃなかった、、、
生臭くて、
その代り、
豊かな水に恵まれた土地には
何本も川があり
岩魚や、ヤマメ、鱒や
ウグイ、
夏には鮎の季節を迎えます。
鮎釣りは、餌じゃなくて
”友釣り”と言って、
鮎の習性を利用した
姑息な釣り方で、
知らんかな~?
知ってる方もおられるやろけど
説明しますね。
鮎は、縄張り意識が強く
自分の縄張りに入って来た者を
追い払う為に攻撃してきます。
おとりの鮎は体に針をつけて泳ぐ
攻撃してきた鮎は針に
引っかかってしまうという
なんとも、
狡い、汚い、釣り方ですが、
鮎の塩焼きは、
(*´д`*)ウマイ!
(=ω=.)(汗))))))
そう云えば、
小さいころから、
アサリやシジミをお湯に入れる時や
ドジョウや、魚を捌く時は、
南妙法蓮華経~♪
南妙法蓮華経~♪
南妙法蓮華経~♪と、三回、唱え、
手を合わせ、
命を戴く儀式がありました。
誰に言われたからでなく
大人がやってるのを
真似したんかもしれないけど、
なんとなく、
今まで動いていたもんを
食べるということは
すごく尊い感じがしたのを
覚えています。
最近の子どもさんは
魚は切り身で泳いでると、
本気で思ってると
テレビで言っていました。
そう言えば、
夏休みになっても
公園や川に遊びに来てる姿を
見んようになったもんやと
淋しく思います。
また、だいぶ横道に反れてます。
わたしの場合、下書きなしで
赴くままに、
”なろう”に直接、書いています。
だから、横道も
一緒に楽しんでいただければ
幸いです。(笑)
わが家は、、
母が働いてたせいもあり
小学生のころから
料理をしてきました。
最初は、母が帰って来てから
疲れてるのにご飯の用意をするのが
大変そうだったから、
ご飯が炊けてたら喜んでくれるだろうか?
そんな気持ちだったと思います。
漬物石を持ち歩いてた
しいちゃんにも
たくさん教えてもらったし
母とおいしいものを食べにも
行ったと思います。
カウンターに坐って
板さんの動きや手さばきを
見るのが好きな小学生って、
今、考えると
だいぶ生意気ですね。
中には面倒見のいい
板さんがいて、味付けや
切り方を教えてもらったものが
いまだにわが家の定番料理に
成っていたりします。
前からの読者さんは
よくご存じやと思いますが
最近は、子どもの頃が
わたしの下ごしらえの時間やったと
感じています。
魚は、
煮る、焼く、揚げる、蒸す
お寿司ならしめたり、漬けたり
下ごしらえが大事な食材です。
ここを、丁寧にせんと生臭くて
食べられへんようになります。
人間も、臭いなるのは簡単ですね、
そこを、腐らせんようにググッと
我慢しまひょな~
したら、
うんまい料理の出来上がりやから、
[きょうの献立]
*厚焼きたまご
中に庭でとれた三つ葉が
入っています。
*骨付きソーセージ
*うどん
*山のキノコの汁
*まぐろの漬け丼
だし100ml
濃口100ml
長く漬けすぎないこと
味がしみすぎて
まぐろの旨味が
抜けてしまいます。
*いちじく(水菓子)
*ヨーグルト(デザート)
余談ですが、
魚は、焼くときには
最初に水分が出て、
次に油が出ます。
その油で焦げ目をつけると
(*´∀`*) うんまい♪
お箸、持てますか?
お魚、上手に食べれますか?
誰かに解してもらってませんか?
(笑)