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モンスター襲来1


 「セイラ!起きろ!」


 この声はレインの声だ。ドアを激しくノックしている。


 「一体なに!」


 素早くきがえドアを開ける。


 「街がモンスターに襲われてる!」


 「なんですって!」


 「カイラス達が戦ってる!お前も早く支度しろ!」


 そう言ってレインも宿を出ていった。私が準備を整え街に出ると、すでに火の手が上がっている家もあった。


 「カイラス!レイン!」


 声を上げるが混乱している住民の声にかきけされる。


 「セイラ!カイラス達は街の入り口で戦ってるよ!」


 近くの家の屋根から、夕暮れのネコの頭領レナが声をかけてくる。


 「一体どうなってるの!」


 「魔術師の討伐に失敗した傭兵団を追って、その魔術師が街をを襲ってるみたい。」


 レナが指差す先で傷ついた傭兵達とリザードマンが戦っていた。空中にはリザードフライの姿も見えた。


 「くそっ、こいつら!」


 私が怒りにまかせてリザードフライに鞭を振るう。


 「レナ、ここは任せたわよ!私は入り口に向かうわ!」


 私は剣を振るい、リザードマンたちを切り捨てながら進む。


 広場では傭兵団の主力と思われる男達が戦っていた。


 「協力感謝します。私は団長のユリウスといいます。」


 傭兵団の団長が戦いながら声をかけてくる。


 「挨拶はいいわ。それより負傷者を避難させて!」


 ユリウスは頷くと傭兵団を後退させた。


 「あなたも下がったら。」


 「いえ、団長として責任を取らせて下さい。」


 ユリウスは鮮やかな剣さばきでリザードマンたちを切り捨ててゆく。


 「みんな、ここは任せます。」


 残った傭兵達に声をかけると、ユリウスは私の後をついてきた。


 街の門は開かれたままになっており、守衛の騎士達が必死に侵入を防いでいた。


 「後は私達に任せて!」




 

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