表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/14

1-1.5

「……。……わかっている、アレに手は出さない」


 ローブを纏う影が、木の枝の上で呟いた。

 その声は葛藤や混乱に満ちているが、その影は手は出さないという言葉の通り動く気配はない。


 その影は長いこと、自分の眼下を無防備に歩いていく人影二人を見つめていたが、とうとうその二人が遠く見えなくなるまでその場を離れることは無かった。

 突然の来訪者もようやく消え、いつもの世界が戻っていく。


 ローブを纏うその人は、心底安心したように息をつく。


 そして、その煩いほどの木々のざわめきに身を委ねるように枝から飛び降りた。

 ああ、早く自分の帰りを待つ少女に何も心配はいらないと教えてやらないと。きっと不安にがたがたと震えているに違いない。


 フードの中で風が暴れる。ふわりと持ち上がったフードの下から、様々な色合いの長髪が噴き出した。

 黒、茶、金、赤……どれも等間隔で並んでいて、ともすればこれは、ただの髪を模したアクセサリーなのかもしれない。


 しかしそれを見ていた者は美しい月以外には無いのだった。

土曜更新といったな、あれは「最低でも土曜更新」の略だ。

つまりは投稿したかったんです。この人もまた長髪なのだった。お前は長髪しか書けないのか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ