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リスタートしました 主人公じゃない俺が主人公と旅をする。  作者: イエダさん
一章 強さを求めて・・・
3/30

2話 主人公って誰なの?

まだまだ、あらすじまでの道のりは、長そうですねー

「おお!スゲーー」


俺は魔法陣の上から出て来たので少し興奮して声を出した。

周りを見渡すとクラスの皆も驚いているようだった。


「皆さん!ようこそアベル国へ。」


誰だよ と思い体を声のする方に向けるとそこには高そうな服を着た子どもがいた。


「私は王女のアイラと言います。以後お見知りおきを」


そう言ってアイラ王女は、小さな体をペコっと下げた・・・うん、転移あるあるで、王女がメッチャ腹黒いは無いな


「貴方たちはまだこの世界に来たばかりですから少し休んでいて良いですよ。」


そう言われると二十人ぐらいが集まって話しだした

少し聞き耳を立ててみるとこんな話が聞こえてきた

「なあ皆、あの女神さまマジで綺麗だったよな、」 「うんうんあの綺麗さは、やばかったよ」 「性格も絶対に綺麗だって断言できるね!」


は?あいつらの目はビー玉なのか?そして誰だよ性格が綺麗って断言した奴、後でボコボコにしてやろうか


まあそんな事気にせずに友達の辛木を探そうと思い歩き出した。


「おーい辛木ー」


「あっ、宏太」


辛木を見つけるのに時間がかかったので見つけた瞬間に休憩は終了になり王女が話しだした


「まず、勇者の貴方たちをここに呼んだ理由はこの世界に居る魔王を倒して欲しいからです。

どうか勇者様力を貸して魔王を倒すのを手伝ってください!。」


いやいや俺は俺TUEEEEEEEでこの世界を旅してハーレムを作るって言う目標があるからどうしようかなー、そんなことを考えていると急に一人が前に出てきた。


「僕たちは、勇者です。だから国のピンチを助けるのは、当たり前です。皆もそうだろ! 

女神様に選ばれて召喚されたんだ、ここで怖気ずいてたら、何も始まらないぞ!」


「おお、そうだ何怖気ずいていたんだ俺は、いや俺たちは勇者じゃないか!」


「俺は魔王を倒すぞ!」


「私も倒す!」


「私も私も!」


ああ、あいつは、皆のまとめ役の学級委員長高橋 緑(たかはし みどり)だ、確かに正しいけど余計な事言いやがって!

後、お前らは、女神に選ばれてないから、女神の手違いで運ばれて来た存在だから。

まあ、反対意見を出すような人は、俺と、佐藤ぐらいしか居ないから・・・いや、この二人ならやれるかもしれない!


色々な事を考えた結果俺は、皆に乗っかることにした。

だが即答すぎだろ、もうちょっと考えてからにした方が・・・まあいいや、俺には関係無いし


「ありがとうございます! ありがとうございます!」


王女は頭を何度も下げていた、そういえば王女って頭下げてよかったんだっけ?


「では、説明に戻って頂けませんか?」


「はっ、はい!」


王女は顔を真っ赤にしながら高橋に言った。

いや、惚れるの早すぎ!


「では、ステータスオープンと言うと自分のステータスが出てきます。」


おお、そうなのか、そういえばあの女神 向こうに行って能力を確認してください って言ってたな。


自分は、ステータスオープンと唱えてみた。すると


(佐藤 宏太)(サトウコウタ)

種族:強いと間違えられてる人間

性別:男

職業:ニートでオタク

年齢:17歳

レベル:1

HP:20 最大HP20

MP:20 最大MP20

力:5

攻撃力:4

防御力:3

俊敏性:6

運:60

魅力:-30 あっ、察し(頑張れよ)

勇者力(ゆうしゃりょく):-30 もう何も言いたくない

(装備)

異世界の学生服一式


(スキル)

言語理解

鑑定

1UPキノコを一個召喚(デメリット:召喚した瞬間作った人は、死ぬ)

ステータス偽装(レベル4)


(称号)

オタク ニート

世界管理の女神と出会った

世界管理の女神と友達的存在

世界で二番目に弱い者

強いと勘違いされた男

異世界から来たもの


・・・・・。


はああああ!?なんだよこれ、なんだよ(あっ、察し)って!俺TUEEEEEじゃ無くて俺YOEEEEEEじゃねーか!つかステータス低すぎ!魅力-30ってなんだよ!全然モテモテにならねーよ、ハーレム作れねーよ。称号にも世界で二番目に弱いって事は、5歳の子供にも負けてるのかよ。そして一番低い奴って誰だよ!

つーかなんで職業ニートなんだよ!そこは、優しく(まだ何の職業にも入っていません) で良いだろ!

勇者力はもうツッコミしねーぞ


「あと、皆さん、異世界から来た人間は、鑑定(レベル1)と言語理解が習得出来てます。」


そうか! あの女神は、俺が弱すぎて馬鹿にされると思ったから、ステータス偽装を渡してくれたのか。

結構優しい奴だったんだな見直ました、女神様

おっしゃーそうと決まれば皆が気づく前に偽造しよう!


あっ、その前に高橋のステータス見ておこう、一応能力で鑑定貰ったからな。


(高橋 緑)(タカハシミドリ)

種族:モテモテな人間

性別:格好良い男

職業:勇者

年齢:17歳

レベル:1

HP:500 最大HP500

MP:500 最大MP500

力:300

攻撃力:300

防御力:200

俊敏性:250

運:60

魅力:500

勇者力:600


(装備)

いい匂いがする異世界の学生服一式


(スキル)

言語理解

鑑定

炎魔法(レベル3)


(称号)

世界管理の女神と出会った

勇者

異世界から来たもの


・・・・・。

もうツッコミたくない



さあさあ作ろう!


(佐藤 宏太) (サトウコウタ)

種族:人間

性別:男

職業:まだ何の職業にも入ってません

年齢:17歳

レベル:1

HP:200 最大HP200

MP:200 最大MP200

力:200

攻撃力:200

防御力:250

俊敏性:200

運:60

魅力:130

勇者力:90


(装備)

異世界の学生服一式


(スキル)

言語理解

鑑定


(称号)

世界管理の女神に出会った

異世界から来たもの


おい、今ステータス盛りすぎって考えた奴、前に出て来い


作り終わると周りからは、色々な声が聞こえる


「見て見て私、運意外ステータスが全部150よ!」


「それってすごいの?」


「そりゃ凄いよ」


「俺は、運意外全部180だぞ」


「「凄ーい!」」


ヤバ、150とか160って俺の十倍以上じゃねーか 


あれ、ちょっと待てよ。こうゆう異世界モノには決まりがある、そう!(弱ければ弱いほど才能があり、世界最強になる)と言う決まりが!

そうだ!、そうだよ!、なんで考え付かなかったんだ!俺のステータスは、一番弱い、だからこの世界では俺が主人公なんだ!

と思っていると、遠くから声が聞こえた


「アハハハハ! ヤバイ腹が千切れる!」


「おい、どうしたんだよ」


「辛木のステータス 鑑定で見てみろよ」


俺はそんなやり取りが聞こえたので辛木を鑑定してみた。すると


(辛木 青斗) (カラキアオト)

種族:人間

性別:男

職業:まだ何の職業にも入っていません

年齢:17歳

レベル:1

HP:5 最大HP5

MP:1  最大MP1

力:1

攻撃力:1

防御力:1

俊敏性:1

運:1

魅力:1

勇者力:1


(装備)

異世界の学生服一式


(スキル)

言語理解

鑑定


(称号)

世界管理の女神に出会ったもの

世界で最も弱い者


えっ・・・主人公俺じゃなくて辛木なの?

この後、宏太の本物のステータスに、ステータスを盛りすぎている、と言う称号が入った。

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