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リスタートしました 主人公じゃない俺が主人公と旅をする。  作者: イエダさん
一章 強さを求めて・・・
2/30

1話 女神のイメージが壊れました。

ブックマーク登録ありがとうございます!

凄く嬉しいです(*≧∀≦*)


「目がーー目がーー」


俺は、あまりの目の眩しさにどこぞの大佐と同じ事を言いながらのたうち回った。

そして目が大丈夫になってきたので目を開いてみると


「・・・ココドコ?」


そこは黒い部屋だった、白い光に包まれていたのに気づいたら何もないただの黒い部屋にいた事に

俺はツッコミを入れようとしたが途中で我慢した。


「一分間のたうち回ったと思ったら急に目を開いて冷静になるって、私でも貴方の行動は理解できませんね、そういえばここは時間の概念が存在しないから一分間も存在しないのかな?」


「よく言われます。」


つい、返してしまったが、コイツは誰だ?

まあいい、俺より、偉そうだし、敬語で話しかけておくか


「時間の概念が存在しないってどうゆうことですか?」


「ここは世界と世界の狭間にある小さな部屋のような感じですから時間は存在しないんです」


「えっ、それってどうゆう?」


「言い遅れました。私は世界の狭間を管理している神様に使える女神です。

まず、どうしてクラス一斉に転移になったのかを説明しますね。」


ああ、クラス全員があの光に包まれてたからみんな一斉の転移になったのか

転移?あの飛ばされるやつ?


「今から転移させる世界は結構ヤバイ世界で魔王軍が居て、人類に敵対しているんですよ」


「ふむふむ」


「そんな時勇者を召喚してこの世界の危機を救おうをある国が勇者召喚魔法を使ったんですよ。その時私は魔王を倒してもらうために、その召喚魔法を少し手伝ったんですよ。その結果クラス全員で転移になりました。ついでにこんなに詳しく教えているのは貴方だけですよ」


「えっ、何で俺だけ詳しく教えているんですか?・・・・まさか!俺が本命の勇者なのか!」


「いえ、それは無いですよ。詳しく教えている理由は貴方が最後の移転者なのでおまけみたいな感じです、今のあなたに勇者っぽい力は一ミリも見当たらないですし」


「おい、今なんて言った。俺はおまけ扱いなのかよ。そしてなんだよ一ミリも勇者の力が無いってふざけんじゃねーぞポンコツ女神」


「うるさいです!今回は私のミスで移転してしまったから皆に異世界でも優秀な能力をあげようと思っていましたけど貴方にはお茶を入れると絶対に茶柱が立つだけの能力を渡しますよ!」


「それだけは勘弁してください」


俺は、スーパー土下座をした。そうしないと俺の夢の異世界で俺TUEEEEEEができないからだ


「分かればいいんです。」


なんやこいつチョロ こんなにチョロくて女神の名が務まるかよw


「貴方、今失礼な事考えてなかった?」


「・・・・カンガエテナイヨ」


「そう、それならいいの」


何だよこいつ心読めるのか!?


「まあ貴方はいじめられている人を助けたと言う功績がありますから多めに能力を渡したいところですが、他にも学校の二大勢力の一人となって皆を怖がらせたと言う功績もあるので二つで限界ですね。」


「二つ能力を貰えるのは嬉しいけどなんだよ!二大勢力で皆を怖がらせたって、勝手にそんなの作ったのは学校の方だろ!」


「そんな事だと思ってましたよ。貴方にそんな力があるとは思えませんからね」


こいつ笑顔で俺の事ディスってやがる、 

顔は可愛いのに性格で全て台無しになってんじゃねーか?


「それでは貴方に渡す能力を今から作りますので少し待っていてください。

そういえば、今回の移転で二つ能力を渡すのは二人目ですね。」


「えっ、俺の他に能力を渡した人って誰ですか?」


「佐藤という人に渡しました。」


ああ、あの佐藤か、俺のクラスには二人佐藤が居てその佐藤が俺ともう一人の二大勢力の一人だ。

あいつは、勝手に決められた俺とは違って、マジでヤバイ人って言う噂が後を絶たない、その気になれば学校も崩壊させる事が出来るらしい。あいつの面白い話は基本的に無いが一つ面白い話があり、それはあいつの名前が 佐藤 砂糖 と言う馬鹿げた名前ということだけだ。

だけどどうしてあいつが能力を二つ貰ったんだ?


「なあ、どうして佐藤が能力を二つ貰ったんだ?」


「あの人は、皆から思いっきり勘違いされてたから可哀想だと思い渡しました。

あの人ただのオタクですよ。」


マジでええええええ!学校の二大勢力が二人ともオタクってなんだよそれ!


俺が衝撃の事実で脳内をフル回転させていると


「貴方にピッタリの能力を渡しましたので、向こうに行ってから確認してください。

では、貴方にそんな力があるとは思いませんが、魔王を倒す勇者になることを願っております。 

最後に、たくさん話しましたけど最初に言ったようにここには時間の概念が存在しないので送られる時間は皆と同じですよ。」


「おい、貴方にそんな力あるとは思いませんがってなんだよ!余計な一言が多いんだよ!」


「・・・・良い旅を。」


「なあああ!無視すんなああああああ!」


俺はそのまま壁に吸い込まれていった。




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