8話 デスヘイム生活2
「なあ。」
「どうした?」
「ここで生き残れる気がしねー」
「俺も同じ気持ちだな」
? を開放するのにケルベロスの経験値を全て吸収された俺達は現在レベル1である。
「あのポンコツ女神が!、何でスライムでも100レベルを超えてるクソみたいな場所に送ったんだよ!」
「まあまあ落ち着け辛木、そうゆうことを言うのはお前のキャラじゃ無いぞ、それに、いい感じの洞穴も手に入ったんだから良いだろ。」
「何言ってんだよ、そしてどうしてそんなに冷静なんだよ。俺達レベル1だぞ。」
「大丈夫、俺が呼んだ図鑑では、スライムは元々の個体が弱いから進化するのは素早さだけって書いてあったぞ。」
「そうなのか!少しだけでも希望が見えて来たわー」
「OK、明日の目標を伝える。」
「何だ?」
「明日は、スライム以外戦うな、だ分かったか?」
「いやいや、貴方に隊長の証を渡そうかと思っていたがまだまだだな」
「何!」
「明日は、スライムだけガンガンいこうぜ。だ!」
「くっ!俺に隊長はまだ早かったな・・」
「よし!明日のためにも寝るぞ!」
「分かりました隊長!」
意味不明なやり取りをした後俺は寝た・・・・・・嘘です、ゴツゴツの洞穴で寝れるわけ無いです。
クソ!辛木は何でこんな場所でも寝れるんだ!
「グーグー」
気持ち良さそうな声立てやがって!
―――――――――――――――――――――――
「おはよ」
「そ、そうだな辛木。」
「あれ?何でクマがあるんだ?」
「ははは、何でも無いよ、さあ!今日はスライム狩りじゃー!」
「おう!」
――――――――――――――――
「スライムってどこに居るんだ?図鑑見たから分かるだろ。」
「スライムは基本的どこにでも居るな、だけどスライムってほとんど水だろだったらジメジメした場所とかに居るんじゃないか?」
「そんな場所見つかるわけ無いだろだってここカラッとしてる草原だ・・・・・ぞ・・・・・・」
目の前には、俺達が居る場所とは正反対の滅茶苦茶ジメジメしてそうな草原が広がっていた。
――――――――――
「ジメジメする草原って何なんだよ」
「あったんだから仕方ないだろ」
俺たちは、ジメジメする草原の中をこっそり歩いていた。
「おい」
「どうした辛木?」
「アレ、スライムじゃね?」
「おお!スライムだよ!よく見つけたな」
「それじゃあ作戦どうりで行くぞ」
「そうだな」
「「先手必勝!」」
俺たちはスライムに突っ込んで行った。
「へ?」
「あれ?スライムは?」
「キュイ!」
「「うぉ!」」
スライムは俺達の後ろに居た。
「早!」
「宏太!このスライム何レベルだ?」
鑑定!
(スライム)
説明:スライムの種族の中で最も数が多い平均的なスライム、体の中にある核を潰せば絶命する。
レベル:200
えっ
「やべえ!コイツレベル200だぞ!」
「マジか!・・だけどレベルが200って事は倒した時の経験値も美味しいんだろうな。」
「そう言われるとやる気が出てきたぞ、よし!行くぞ、アイツの倒し方は核を潰すだ」
「キュイ!」
「俺がアイツの気を引くから宏太は倒してくれ!」
「分かった!」
そう言うと辛木はスライムの気を引き出した。
やっぱりスライムだな、まんまと作戦に乗っている。
「キュイ!」
今だ!チャンス!
「ここだ!」
「キュイ!」
「グチャ」
俺は、スライムの核を取り出すと握り潰した。
《レベルが上がりました》《新スキルを習得しました》《パーティーを組んでいる者にも反映されます》
「おっしゃ!」
「倒したか?」
「ああ!倒した!」
俺達が喜んでいると後ろから猛獣が迫って来た。怖!
「おい!見つかっただろ!」
「お前がでかい声出すから見つかったんだよ!」
「ガウウウウウウ!」
「「ヒィ!」」
俺達は必死に逃げた。
「やべえ!このままじゃあ追いつかれ・・・る・・?」
俺達を追いかけてた猛獣は随分後ろに居た。
「まあいい!このまま洞穴まで逃げるぞ!」
「賛成!」
――――――――――
「早い一日だったな」
「そうだな」
「ってそんな事してる時間じゃねー!レベルが上がったんだった!ステータスオープン」
「ステータスオープン!」
(佐藤 宏太)(サトウコウタ)
種族:強い人間
性別:男
職業:ニートでオタク
年齢:17歳
レベル:89
HP:400 最大HP400
MP:400 最大MP400
力:450
攻撃力:370
防御力:300
俊敏性:450
運:60
魅力:-30
勇者力-30
(装備)
戦闘用服一式
(スキル)
言語理解
鑑定(レベル5)
1UPキノコを一個召喚(デメリット:召喚した瞬間作った人は、死ぬ)
ステータス偽装(レベル4)
瞬足
? 開放
(称号)
オタク ニート
世界管理の女神と出会った
世界管理の女神と友達的存在
異世界から来た者
? を開放させた者
(辛木 青斗) (カラキアオト)
種族:人間
性別:男
職業:まだ何の職業にも入っていません
年齢:17歳
レベル:88
HP:560 最大HP560
MP:500 最大MP500
力:500
攻撃力:490
防御力:490
俊敏性:460
運:60
魅力:
勇者力:
(装備)
戦闘用服一式
(スキル)
言語理解
鑑定
瞬足
? を開放
(称号)
世界管理の女神に出会った
異世界から来た者
? を開放させた者
ええええええ!89とか上がりすぎだろ!そしてレベル88の辛木にステータス負けてるんだけど!俺の魅力!どこいったんだよ!あっ、そういえばまだステータス偽装解除して無かったな、この際外しとこ
アレ?瞬足って何だ?鑑定してみよう。
(瞬足)
レベル150を超えるスライムを倒した時に与えられる能力
俊敏性を三倍に引き上げる
長時間使い続けると体に負担が掛かる
へえ、まさかあの猛獣から逃げ切れたのってこのスキルがあったからじゃね?
だったとしたら命救われたな
「それにしても、辛木・・・お前強いな、」
「あっ、確かに強くなってるね!あれ?何で魅力と勇者力が書いてないんだろ?まあ気にしなくていいか。」
「よし!明日もスライム刈りだな」
「ああ!瞬足って言うスキルも手に入れたから猛獣からでも逃げられる確率も上がったからな」
スライム狩りが始まった。




