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解放者たち  作者: habibinskii
第八章
58/81

6

 翌日も春日を思わせる暖かい日になった。午前中、フェネの案内で海岸へ向かう。道すがら、フェネを見た村びとたちは笑顔を向けはするものの、たいていは手近な者とコソコソとなにか噂をするような仕草を見せた。親子の旅はむろん、ひとびとの知るところだ。行方の分からなかった子供が、聴覚を取り戻すという目的を果たせないまま、たったひとり戻ったのだから当然だ。

 小さく噂をするふたりの女を横目にして、ティセはリュイへ囁いた。

「フェネのお母さんがきついひとだったなんて、すごく意外だったよ……死ぬ間際しか知らないけどさ……」

「……死に顔と手紙しか、僕たちは知らないからね」

「死に顔は大人しそうなひとに見えたのに……分からないもんだなあ」

 リュイは瞬きで返事をした。


 潮の香りがいちだんと濃くなり、波の音が耳に届く。ほどなくして、立ち木のあわいに海が見えた。漁船の白い帆があちらこちらに浮かんでいる。

「見えたっ!」

 海の青さは一瞬にして、ティセを晴れやかな気分にさせた。フェネはティセの左手を握り、ほらほら、と海を指差す。落ち着き払ったリュイを置いて、ふたりはそのまま海辺に向かって駆け出した。

「いやっほ――――っ!!」

 手を繋いだまま砂色の浜を駆け、ひといきに波打ち際までやってきた。

 ティセはまっすぐに立ち、胸を張り、両腕を大きく広げて眼前の海へ向かう。全身に、全細胞に海を感じるために、深く、深海よりも深く、息を吸う。打ち寄せる波の音に耳を澄ます。水平線が昨日見たよりも確かな魅力を持って、ティセの黒い瞳にひたむきな線を引いていた。その揺るぎなさにふたたび心を奪われる。

 海原の彼方から風が吹く。生命(いのち)の色が見えるほど濃い潮の香りをたっぷり乗せて、ティセの栗色の髪をそよがせ、上衣の袖と脚衣をはためかせる。ただただ、目の前の海に浸り、くり返す波の音と、頭上を行く海鳥の声に鼓膜を預ける。


 ……――――なんて、なんて大きいんだろう……―――― 


 どのくらいそうしていたのか、海の大きさと単調にくり返される波の音が、打ち震えるティセの時間の感覚を奪っていた。フェネが隣で自分の真似をして立っていたことも、すぐ後ろにリュイが佇んでいたことも、しばらくは気づかなかった。

 リュイはいちだんと穏やかに微笑んで、昨日と同じように尋ねる。

「どう?」

 感慨はとめどなく溢れくる、そのなかでひときわ強く湧き上がる思いを、ティセは彼方を見つめつつ感極まる声で叫ぶ。

「…………みんなに見せてあげた――――――いっっっ!!」

 リュイは口の端をさらにかすかに上げて、

「……おまえらしいな……」

 つぶやくように返した。

 靴のなかに海水が入らぬよう注意しながら、打ち寄せる波に指先を浸し、ぺろりと舐めてみた。そして、目を白黒させる。リュイは微笑みを呆れの笑みに変え、

「ティセ……それはなんの真似?」

「――――……しょ、しょっぱい……!!」

 ああ、リュイは納得したようにうなずいた。

「話には聞いてたけど、海の水ってほんとにしょっぱいんだ! しかもこんなにしょっぱいの!? すごく驚いた…………もう喉渇いちゃった」

 リュイはふっと失笑したあと、西のほうを指差した。

「さっき聞いた岬はあれだろう」

 浜のだいぶ先は岩場になっていて、高い岩山が海に突き出すようにそびえているのが見えた。海を眺める絶好の岬があると、先ほどフェネの祖父が教えてくれたのだ。三人は岬へ向かって歩き始めた。


 浜には引き上げられた小型の釣り船がいくつも並んでいる。打ち寄せられたさまざまなものが、砂の上にひっそりとうずくまっている。腐りかけた木切れに雑じり、いろいろな形の貝殻、黒みがかった緑の海藻類、ひからびた水母(クラゲ)……。岩場には見たこともない面妖な生きものが、多く張りついていた。足の多い昆虫のようなもの、岩の一部となり果てたもの、生きているのか死んでいるのかよく分からないもの、なにもかも見たことのないものだ。ティセは思わず、

「うひゃあ! 不気味だなあ、ほんと未知の世界だ!」

 興奮に笑みを漏らしながら、岩場を上がる。背丈の倍ほどの高さまで上がると、あとは海に突き出た先端まで、なだらかな上り坂のようになっていた。岩の上はちょうど三人が横に並んでまだ余裕があるくらいの適度な幅を持っている。

 少しずつ左右の海面が遠くなっていき、空が近づいていく、海風が冷たく強くなる。このまま進めば、海と空の間にある別の世界に辿り着いてしまうような、とてつもなく不思議な感覚に囚われる。ティセは胸がわくわくした。


 突端へ辿り着く。右を見ても左を見ても、前を見ても、海だ。大空はどこまでも晴れ渡る。海鳥が高みで鳴いている。下方の岩壁を打つ波の音が、ザン……ザン……と、絶え間なく耳に届く。恐る恐る海面を見下ろせば、

「うわ……けっこう高い……! フェネ、落ちるなよ」

 ティセは身震いをした。

「言い伝えでは、イシュダル王国の城はこの岬の沖にあったって言ってたね」

 目の前の海に小さな島がある光景と、そこに堂々と構える城の姿を海上に描いてみる。描かれた想像の城はイリアの王宮の姿をしていたが、その屋根や尖塔、壁面は金箔で覆われ、翡翠や翠玉、金剛石、紅玉などの宝石で紋様を施されていた。

 視界のかぎりに青が広がっている。ティセはいま、青のただなかに浮いて風に吹かれている。そして、幻の城に思いを馳せている。生涯、この景色を忘れることはない、心に刻んだこの青が色褪せることはない、ティセは確かな予感に貫かれる。

 幻の城を描いた海面に飛び魚が走った。陽光を受け、羽に似たヒレがキラリと輝く。海に沈んだ城に埋め込まれた宝石が瞬き、……ここだよ、教えているかのように見えた。

 突然、隣りにいたフェネが前へ出た。あ、と思う間もなく、突端から跳んだ。まるで、階段の三段下に戯れで飛び降りるような、さりげない仕草で。

「――――フェネ!!」

 ティセは大声を上げ、リュイは目を瞠った。慌てて縁から海面を見下ろす、すでに海に呑まれて姿は見えない。一気に血の気が引き、動悸が激しくなる。


 どうして……フェネ……!?


 足がすくむほどの高さだが、ティセは意を決した。それを察したのか、リュイに肩を強く掴まれる。

「待て! おまえは泳げるのか」

「う……」

 小川や池で水遊びをした経験しかないティセは、ほとんど泳げない。

「僕が行く」

 言うと同時に、リュイは革帯を外し、剣をその場に投げ捨てた。

「おまえ、泳げるの?」

「泳げる。おまえは誰かに知らせてこい」

 言いながら靴の紐を一瞬でほどき、無駄のない動作で長靴を脱いだ。襟もとの薄布を取り、上衣を脱ぎ捨てる。肌着と脚衣だけになり、

「これを頼んだ」

 フェネを追って、海へ飛び込んだ。

 ティセはリュイの衣服や靴、笛などを抱きかかえて、全速力で集落へ戻る。


 どうして、どうして、フェネ……! ……落ちたんじゃないよね……これは、自殺じゃないか……!?


 頭のなかが激しく混乱していた。「どうして」と「まさか」と「莫迦野郎」が、奥底から突き上げる怖れにまみれて、めちゃくちゃに点滅していた。


 浜から上がり、最初に目についた民家へ駆け込んだ。中年の女が庭先で米をふるいに掛けている、ティセは無我夢中に叫んだ。

「助けてください! 子供が……海に落ちたんです!」

 女は目を丸くして、ふるいを取り落とした。

「なんだって!? そりゃあたいへんだ!」

 女は家人のほか隣家のひとにも声をかけてくれた。皆、フェネのために奔走してくれた。捜索の船を出す手配がなされ、手ぬぐいや担架、救急箱などがすぐさま集まった。足の速い少年が祖父に知らせに走ってくれた。

 ティセが数人の村びとを連れて岩場の辺りへ戻ると、岩のない東のほうの浅瀬にリュイの姿が見えた。その両腕に、ぐったりとしたフェネが抱きかかえられていた。



 フェネはすぐに自宅へ運ばれた。寝室に医者が呼ばれ、診療が続いている。ティセは客間でひとり休んでいる。フェネの容態とその行為に、胸の内を沈ませていた。下女が運んできた茶にも手がつかず、膝を抱えて悶々としていた。

 真水を浴びて着替えたリュイが、客間へ戻ってきた。少し離れたところへ腰を下ろす。束ねずに流した濡れ髪が、耳際と背で揺れた。

「寒い……」

 と、茶を口にしたが、もうだいぶぬるいだろう。

 膝を抱えたまま無口でいるティセを静かに見ていた。やがて、いつも以上に落ち着いた調子で、

「海に落ちた衝撃で意識が遠のいただけだろう、すぐに海面に上がったし、それほどの高さもなかったし、怪我もないようだった……きっと心配ない……」

 ティセは敷物の一点を見つめながら、

「…………フェネ、落ちたんじゃないよね…………俺にはそう見えた」

「…………僕もそう見えた」

 膝を抱える手に、思わず力が入る。

「なんでだよ……! ようやく家に帰ってきたのに……」

 リュイは溜め息をつき、分からないというふうに、首を横に振った。


 ほどなくして、寝室のほうから医者の帰る物音がした。初老と思われる医者の独りごとみたいな声が、客間まで聞こえた。

「信じられない……いやまったく、信じられない……」

 ふたりは顔を見合わせる。

「……なにかあったのかな」

「さあ……」

 ティセは不安を募らせた。


 医者が玄関を出てしばらくしてから、祖父がようやく客間へやってきた。姿を見るや、ティセは食い入るようになって、

「フェネはどうですか!?」

 祖父は威風を保ち沈着ではいたけれど、なにか深遠な謎を目の前にして途方に暮れたかのように、目元を震わせていた。やや間を置いて、言葉を慎重に選んでいると思われる口ぶりで、ふたりへ告げる。

「また、おふたりにご迷惑をおかけしてしまいました。助けてくださって、心から感謝します。フェネはもう目覚めています。とくに問題はないと医者が言っています。…………しかし、なんということか…………奇跡が起こったようなのです」

「……奇跡?」

 祖父はいっそう目元を震わせる。

「……フェネの耳が音を取り戻したようなのです」

「――――……!!」

 ふたりは目を見開いて顔を見合わせた。祖父は大きすぎる喜びと事態の非合理さに戸惑いを隠せないというふうに、幾度か大きく瞬きをして、

「おふたりに謝りたいと言っています。どうか寝室へ来てやってください」


 呆然としながら寝室へ入ると、フェネは敷き布団に半身を起こしていた。両手で湯気の立つ湯呑みを包んでいる。すぐそばに祖母が座していた。祖母は丁寧に感謝を述べて頭を深々と下げた。

 フェネは黒目がちの瞳を潤ませて、暫しふたりを眺めていた。やがて、恐る恐るといったふうに、ゆっくりと声を発した。

「……心配かけて……ごめんなさい……」

 およそ初めて耳にするフェネの声だった。驚きなどで、小さな声を漏らすことはあったが、意味のあるフェネの言葉を初めて聞いた。長らく言葉を発していなかったため、発音の仕方を忘れてしまったのだろう、その声は明瞭さに大きく欠けていた。こちらがよく耳を澄まさなければ、聞き取れないほど頼りなかった。細く、儚げな声だった。

 ティセは言いようのない思いが胸に溢れて、なにも返せなかった。ただ、顔中でごめんなさいと訴えるフェネを見つめ返していた。

 リュイが声を潜めて、小さく尋ねる。

「…………何故?」

 いちど伏し目になってから、フェネはふたたび、ふたりにきちんと目を向けた。

「あの……海のなかに、お城が見えたの……ピカッてなにかが光ったの…………」

 ティセははっとした。

「……そしたら、お母さんの声がしたの…………耳を治してあげるから、おいで……って。だから……私……」

 呆気に取られたようにリュイは口をつぐんだ。ティセの頭のなかには、飛び魚のヒレが閃いたあの瞬間が大きく描き出されていた。海に沈んだ宝石が、光を放ったかに見えたあの瞬間が――――……。

 祖母がぽつりとつぶやく。

「本当に……奇跡はあるんですね……」

 部屋はしんと静まりかえった。フェネは久しく聞かない音に慣れないかのように、ゆっくりと瞬きをくり返す。音を取り戻したその耳は、この静けさのなかにも、ささやかで新鮮な音を感じているのだろう。



 陽が西へ傾きかけたころ、ティセはひとりそっと家を抜け出し、また海辺へ来ていた。砂浜で膝を抱えて、海を眺めていた。誰もいない浜で波の音に耳を預けている。夜釣りの漁船が白い帆を西日に染めて、ときおり沖へ出て行った。

 胸にぽっかりと穴が開いている。そこに、気力も活力もことごとく奪っていくほどの切なさを溜めていた。虚ろな瞳を、黒みがかった午後の海へ向けていた。

 明日の別れのためだけではなかった。聴覚を取り戻し言葉を発するフェネが、いままでともに過ごしたフェネと、どこか違って映るせいもあった。祝福したい気持ちは溢れんばかりにある。にも拘わらず、フェネが別人になってしまったような気に囚われて、おかしいと思いながらも、もの悲しさを感じずにはいられなかったのだ。

 ……フェネはフェネなのに……莫迦だな、俺……

 頭のなかで独りごちる。そんな思いにかられつつ、ロバ車の荷台、原色の衣装の奥で怯えていたフェネから順に思い出す。膝を抱え込む両腕の、その右手の先が、銃創の跡へ布地ごしに触れていた。生涯消えないだろう傷跡――――自分を裏切った戒めであり、身体に刻まれたフェネとの思い出でもある。


 ふいに、砂を踏む音が背後から聞こえた。振り返らずともリュイだと分かった。

「やっぱりここにいた」

 リュイは隣りに腰を下ろす。海に目を向けたままのティセへ、

「フェネと話をしなくていいのか。また会えるとは限らないよ」

「…………」

「フェネはさっき、おまえが怒っているんじゃないかと言っていた」

 驚いて、リュイを向く。

「なんで俺が怒るんだよ?」

「……おまえが暗い顔をしているから、そう見えるんだろう」

 ティセは胸を突かれて、はっと口を閉ざす。明るい顔を向けていたいと思っていたじゃないか…………不甲斐ない自分を叱咤する。

「……なにも怒ってないよ……ただ……」

 リュイは「なに?」というように首を傾げる。

「……ううん……なんでもない……元気出す」

 守りたい妹に悲しみの涙は見せられない。凛々しく笑んで別れの握手をする自分を、脳裏に描く。それでも、胸に開いた穴から込み上げるものが、瞳の奥を焦がしてしまう。

 ティセは囁くように、

「……ねえ、リュイ」

「なに?」

「明日はもう泣かないからさ…………いま、泣いていい?」

「え……」

 ひどく困ったような顔でティセを見た。可哀相なくらい瞳が困っているので、ティセはつい唇の端を上げた。リュイはしばらく無言でいたけれど、そのうち、眼差しをまっすぐ海に向け、

「僕は、海を見ているから……」

 そう言ってくれたので、ティセは声を出さずに静かに泣いた。リュイはいつものように背筋を伸ばして、ひたすら海を見つめていた。

 黄昏迫る浜辺、心地よい波の音と、哀愁漂う海鳥の声だけが聞こえている。少しずつ潮が引いていくのを眺めながら、ティセは膝を抱えてひそやかに泣いていた。



 その晩フェネは枕を抱えて、ふたりに与えられた部屋へやってきた。いままでそうしてきたように、ふたりのそばで眠りたがった。

 翌日もまた、暖かな風のそよぐ気持ちのいい別れの朝になった。

 門前で、祖父母からふたたび丁重な謝辞を受けた。フェネはいまにも涙をこぼしそうに目を潤ませているが、気丈にも笑おうとして唇を微笑みの形にしている。けれど、鼻を啜るたびに、微妙に崩れてしまう。ティセは昨夕浜辺で描いたとおり、凛とした笑みを向けている。

 元気でね、またいつか会おうね、手紙を書くよ…………お決まりの文句を、本心から口にした。そして、固い握手を交わす。

 フェネはふたりをじっと見上げて、

「ティセ……リュイ……ふたりが、だい好き……」

 確かな発音で告げた。昨夜、ひそかに練習したのだと分かった。瞳の奥が焦げついてしまいそうなのを、ティセは必死に我慢した。



 海に背を向けて、内陸にある南東部地方最大の町カウゼンへと向かう。そこにはイブリアが多く住む一画があるという。もとの様相へ戻った小さな旅の一行が、穏やかに晴れた田舎道をゆっくりと進んでいく。丘の上からフェネのいるほうを振り向けば、海はもう見えなくなっていた。丘の下に広がる練兵場で、たくさんの兵士が行進しているのが小さく見えるだけだった。


 ティセは得意げに、一歩前を行くリュイへ言う。

「お宝は拝めなかったけど、奇跡は起こったな。やっぱり俺たちは奇跡的だ!」

 リュイはさめやかに返す。

「海に落ちた衝撃で、脳内の聴覚をつかさどる部分が刺激されたんじゃないか。それしか考えられないだろう……」

 興を()ぐ物言いに、ティセはむっとした。

「おまえはぁぁぁ………」

 リュイの前へ出て、憎たらしげに睨みつける。

「前から思ってたけど、おまえはそんな不思議な笛を持ってるくせに、なんでほかのことにはそんなに現実的なんだよ! 矛盾だ! 大きな矛盾だ!」

 わずかに顔をはっとさせ、リュイは大きく瞬いた。

「…………言われてみれば……確かに……そうだ」

 素直に認めた。のち、矛盾がおかしいのか、それともそんな自分がおかしいのか、どこかほのぼのとした微笑みを零した。



【第八章 了】





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