悪役令嬢による次世代貴族の育成日記
王不在の王宮のパーティーで騒ぎが起こった。
念入りに練られた計画通りに王子はある侯爵令嬢にこう告げる。
「マリア=スクワード。貴様の悪事をここで暴く」
そう宣われたのは第一王子と宰相の御子息。騎士団長の御子息。教会の大司教の御子息。そして我が兄、侯爵家の長男でした。
公衆の面前で何をいうのかと疑問符をなげかけると
王子はありましない罪をなげかけてくる。
「王子さま。これに物的証拠や裏どりなどなされてますの?」
そう私が呟くの取り巻きの4人は
「見たものがいるそれが証拠だ罪を認めろ」大声でのたまわる。
深い息を落とすと私はまず
「宰相閣下の御子息。貴方が出した国を導くプランですがオプションをつけないときのうしませんよ?」
「はあ?」
「騎士団長の御子息さま。騎士団の経費にかんして不明瞭なものが多々ありますね?」
「なんだと」
「大司教の息子さま。寄付金のながれが不明瞭であるはずの寄付金はどこへ消えたと思います」
「え??」
「そして王子さま貴方は何か勘違いをしています。別に私は貴方の親戚であって婚約者でも恋人でもなく友人でもない。そんな人のために何を悪事したというのでしょう」
「お前がいってきたことに関しては証拠はあるね?」
息を切らせ罵声で乗り切る王子たちに私は
「全てございます。証拠も裏付けも罪に確定する罪状を決める権利も」
「権利だとたかか令嬢の身分で王子や国の跡を継ぐ重臣たちを捌けるとでも」
深いため息をつくと令嬢は
「何故ここに陛下や王妃さま騎士団長さま宰相さま大司教さまそして侯爵がいないか
理解できますか?」
「え?」
「貴方たちの穴だらけの計画は全てわかってきます。ちなみに私を排除して平民のお嬢さんを
婚約者にしたいというのが目的でしょうがそれは別に反対はしませんがね」
「まず王宮の宝物、騎士団の予算、教会の寄附金、宰相が決めたはずの予算を削り着服されましたよね?
証拠も裏付けもとり陛下をはじめ顕現をあたえられていますのわたし」
「「なな」」
「まずは騎士団の御子息貴方はすべての権限を外され下級司祭の見習いを命じます。宰相の御子息と大司教の御子息は辺境伯が率いる騎士団に編入を命じます。
そして王子、貴方は好きな人と一緒になりたいなら市井を学ぶべきです。名を買え!冒険者ギルドでBやAランクにあがるまで登城禁止です。」
「俺は??」
「ああ、お兄様はもっと大変ですよ王子を諫める立場なのにこんなことを起こさせるなんて
騎士団と宰相と教会のみなさまがやっていたことを兼務していただきます。」
これは王命です。それがこの証拠
私は宝石に魔力を乗せるとその通告が国中に流れた。
「明日からたいへんでしょうが私に冤罪を持ち込むならもう少しまともにやってくださいな」