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ジョブ決定

「冒険者登録が完了しました。では、これからジョブを決めていただきます。」

「ジョブ?ですか?」

「はい!」


 ジョブとは何だろうか?さっき見たステータスにも載ってたが自分で決められるものなんだろうか。

 というか、さっきの手続きで終わりじゃなかったのか。


「あの、ジョブってなんですか?」

「ジョブは一度決めると転職の神殿に行かないと変更できない職業のようなものです。選んだジョブによってステータスに補正が加わりその職業に纏わるスキルの習得が容易になります。」


 なるほど、分からん。とりあえず便利なものだと考えておけばいいか。


「分かりました。お願いします!」

「かしこまりました。それでは私の後について来てください。」


 そういうと受付嬢はギルドの奥へと、進んでいってしまった。

 僕も急いで受付嬢の後を追うとそこには地面に魔法陣が書かれた部屋があった。


「ここでジョブを決めるんですか?」

「はい!そうです!地面に描かれている魔法陣の上に立ってください。それは実は魔道具でして使用者に適性のあるジョブを鑑定し、それを使用者本人に選ばせるようになっているのです。」


 僕に適性のあるジョブ。強い戦闘職だったら魔物を殺すのが楽になるんだけどな。

 とりあえず乗るか


 ぼくが魔法陣の上に乗ると魔法陣は強い光を放ち始めた。しばらくすると僕の前にステータスとよく似た画面が現れた。

 僕に適性のあるジョブは


 ・冒険者

 ・武闘家

 ・結界師

 ・神官


 の四つだった。少ないな。いや、選択肢があるだけマシなのか?

 これを見るに僕に魔法の才能は無さそうなうえに戦闘できそうなのが一つしかないのだが…まぁ、いいか


「すいません、ジョブが四つ出たんですが選び方が分かりません。」

「ジョブを押すとどんな効果が出るのか確認できますよ。」

「分かりました!」


 僕は受付嬢に言われた通りにジョブを一つずつ確認する。

 ・冒険者

 全ステータス補正小(+5%)

 全スキル習得熟練速度補正小


 ・武闘家

 体力・物攻・対物・素早さ補正中(+20%)

 戦闘系・気系スキル習得熟練速度補正中


 ・結界師

 全ステータス補正小(+5%)

 結界系スキル習得熟練速度補正特大


 ・神官

 魔力・対物・耐魔補正中(+20%)

 支援・回復系スキル習得熟練速度補正中


 受付嬢が言っていたことはどうやら本当だったようだ。ジョブによってこんなにも違いが出るのか。

 かなり悩むがやっぱりこれだな。


「ジョブの決定は終わりました。」

「分かりました。ちなみに、ジョブは何にしたんですか?」

「結界師です!」


 僕はジョブとして結界師を選んだ。戦闘ができるかどうかよく分からないが、僕が持っている神聖結界を1番活かせるのは結界師しかないだろう。


「これでするべきことは無くなったので冒険者として活動することができます。依頼を受ける場合は受付まで来てください。」

「はい!分かりました!」

「ちなみに、レベルが20上がる毎にジョブを獲得できるようになるのでその時は言ってください。」

「はい!分かり……今なんて?」

「更にいうと条件を満たすと他のジョブが出たり上級職が候補に出ることがあります。なので、ジョブの選択肢が少なくっても気にする必要はないですよ。」


 それって、やっぱり4つは少なかたってことじゃ……いや、それより


「そういうのは先に言えよ!」


 この日、僕の冒険者生活が始まった。


 現時点でのステータス


 ステータス

 名 リーバァ

 レベル 1

 ジョブ 結界師

 体力315/315

 魔力105/105

 物攻53

 魔攻53

 耐物53

 耐魔53

 知力53

 素早さ53


 スキル

 ・神聖結界lv1(固有スキル)

 ・逃走lv2


 補正

 ・結界系スキル習得熟練速度補正特大

 ・全ステータス補正小(+5%)


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