サフィラとの出会い
白髪の女の子に吹っ飛ばされた後の続きです。
ズキッッ
「イッッッ…」
痛みで目が覚めたようだ。ここはどこだ?確か、白髪の女の子に吹っ飛ばされたんだっけか。まず、今の状態を把握しないとだ。椅子に縛り付けされ、暗くかなり大きい部屋の中央に僕がいる感じか。
「あら、目が覚めたのね。」
急に電気がつき、一人の女性が入ってきた。背が高く、白髪でかなりスタイルがいいな。あの女の子のお姉ちゃんか?
神田「ここは何処だ、なんで僕を誘拐したんだ?」
「フフッ、ここはダイレクトの秘密基地よ。そして、私は組織の戦闘部隊隊長のサフィラよ。」
神田「ダイレクト?聞いたことないな。あと、自分から名前言うなよ。」
サフィラ「うるさいわね。外国の秘密組織だから、あなたはが知らなくても当然よ。あと、ここは闇の組織ではないわよ。ヒーローみたいな者ね。」
神田「はぁ、何言ってんだよ。誘拐したくせに、早く家に帰してくれ。」
サフィラ「それは無理よ。誘拐ではなく保護したのよ。上の命令でね。」
神田「なんで、僕を保護する必要があるんだよ。」
サフィラ「あなたが狙われてるからよ。だから日本に居たら危険だったわ。」
と言いテレビをつけた。「今、日本各地で外国のテロ組織が攻め入ってて外を出歩くのは危険です。早く軍事シェルターに避難してください…」と流れてきた。
神田「これ、なんだよ。なんの冗談だよ」
サフィラ「現実よ。まぁ、市民にはあなたを狙っているとは知らないから、あなたのせいで攻め込まれてるとはみんな知らないわ。」
神田「なんで、僕を狙ってる?」
サフィラ「それは知らないわ。」
ウゥーーーーゥ、ウゥーーーーゥ!!
急にサイレンが鳴り始めた。
「侵入者確認、侵入者確認、多数、多数、戦闘部隊は今すぐ出撃せよ。これは訓練ではない。もう一度言う。これは訓練ではない。直ちに出撃せよ。」
サフィラ「やっぱり来たわね。なんでわかったのかしら。」
神田「なんで来るんだよ。ここ海外じゃないのかよ」
サフィラ「ここは日本の隠れ基地よ。あなたはここに居なさい。ここが一番安全だから。」
神田「…わかった。」
サフィラ「これを渡すわ。銃とお守り。死にそうになったらお守りに祈りを捧げときな。助けてくれるわ。じゃあね。」
神田「あっ、うん」
行ってしまった。でも何も無い部屋なのに何処に隠れればいいんだよ。外からは銃声が聞こえる。外には出れない。まぁ椅子に座ってるか。と考えてると
「来ちゃった。」
聞き覚えるある声が…
感想よろしくおねがいします。
まだまだ、続きます。