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小さな賢者の魔導学  作者: 五泉 昌
データベース(二章終了時)
94/159

キャラクター目録(二章終了時)

二章終了時までの登場キャラクター(一部名前のみ)の目録です。

主に書き手用のリストなので、読み飛ばしても特に問題はありません。

※主人公周り

イルミナ・エルヴァ・ランズロウト

かつて伝説と謳われ、三千世界の魔法スキルを全て修めた大賢者フィオレンティーナの転生した姿。

人の身でありながら魔法使いに至り、不老不死を得て遂には神へと昇華したとされているが、実際は神化を断り、新たな生を生きることを望む。

種族【魔法使い】として転生したため、9歳の肉体のまま成長しないという半分以上呪いみたいな体質。

転生前の知識やスキルを完全に持っており、好き勝手生きていくつもりが、なかなかうまくいかない様子。

目下の悩みは凹凸のない幼女の身体。

なまじ周りの女性が押し並べてスタイルが良いため、コンプレックスになっている。

パルマス王国の辺境のさらに端っこの名も無い開拓村の出身だったが、生来のお人好しが功を成して(災いとなったともいう)、貴族の娘として王都に住まうことになる。

当面の目的は衰退した魔法技術のゆっくりとした普及と転生前の知人の捜索。



(フィオレンティーナ)

2300年ほど前に生きたとされる伝説の賢者で大陸の偉人。

その力は三千世界の魔法スキルを全て修めたと伝承にある程で、あまりにも荒唐無稽なエピソードが多い人物のため、実在を危ぶまれていたが、各地に彼女の存在を仄めかす遺物や遺跡が確認されており、今日では実在の人物であることは疑いようのない事実とされている。

ただし、その名前の伝承は廃れており、一部の魔法研究者くらいにしか伝わっておらず、一般的には「古の大賢者」と呼ばれている。

また、その破天荒な逸話も半分以上作り話だと思われているが、事実は往々にして本当だったりする。

イルミナの転生前の存在。



カルナヴァル・ネブラニグドゥ

イルミナの従属魔。

かつて邪悪竜として人々を恐怖に陥れたブラックドラゴンだったが、大賢者フィオレンティーナに屠られ、その力を認めて従属契約を結ぶ。

のちに改心し、己を鍛え上げ上位竜たるオニキスドラゴンへと進化を果たす。

転生したイルミナに召喚され、助手兼乗り物としてイルミナに付き従うこととなる。

非常に素晴らしい恵体の持ち主。

現在はイルミナの専属メイドとしてヒトとして生活している。

竜形態の時は尊大な口調で話すが、人形態の時は従者(メイド)として誰にでも遜った口調で話す。

ただし口調だけで、本当に従うのはイルミナのみ。

芸術方面に造詣があり、ヒト種の創り出した絵画や彫刻にひとかたならぬ思いを見せる。



カタリナ・エルヴェレスト

パルマス王国の大貴族、エルヴェレスト公爵家の令嬢。

まだ幼年といっていい年齢ながら非常に明敏な頭脳を持つ。

魔法を苦手としていたが、イルミナの指導のもと埋もれていた才能が開花しつつある。

イルミナの指導という名の扱きに耐え、時代にそぐわぬ能力の持ち主となるが、本人に自覚はあまりない。

カタリナだけではなく王国の貴族全般に言えることだが、ちょっと厨二的なセンスを持っており、スキルにオリジナルの技名を付けたりする。



シエラ

イルミナが戦った悪魔。

悪魔とは世界のズレから生じたイレギュラー的存在であり、今世の常識ではヒト種の敵と定義されている存在。

とはいえ実在は信じられておらず、伝承の中に存在するお伽話のような立ち位置だったのだが、とある事件により現出し、今世にて受肉を果たした。

もとは名無しだったが、イルミナに倒されたのちに彼女の従属魔となり、その際名を与えられる。

最初は4〜5歳くらいの幼女然とした姿だったが、王都事変の際に顕われた別の悪魔を捕食し成長進化して、18歳くらいの妙齢な女性の姿になった。

最近は王太子エルディランがお気に入り。



アルトリウス・ド・パルマセウス(アルトリウス・クリペウス)

パルマス王国の第三王子で、苦労人。

幼少時より政敵と思われる勢力に毒殺の憂き目に遭い、阿呆を演じることで自分は無害だと周囲にアピールして生きてきた。

貴族院でイルミナに出逢い、その指導に与ることで才能が開花。

期せずして鍛えてきた耐性スキルの効果も相まって不沈艦の如く、敵の攻撃を耐える不撓不屈の前衛となる。

兄エルディランとは不仲とされてきたが周囲の誤解であり、兄が王位を継いだのちに公爵に叙爵され、元モートディラウト領の土地を拝領し、イルミナから「盾」を意味するクリペウスの家名を贈られる。



ルナリア

イルミナがかつての賢者時代に自分の研究施設の管理者として作成した自動人形(オートマトン)

全部で六体存在するルミリオシリーズと呼ばれるイルミナのゴーレムマイスターとしての最高傑作のうちの一体で、認識番号0003が示す通り三番目の個体。

他のルミリオシリーズを「姉妹」と認識している。

イメージカラーは青。

ルミリオシリーズは各々にイメージカラーが違う。



※ランズロウト領

ハンス

イルミナの父親。

名もない辺境の開拓村で警邏を主とした衛兵をしていた。

辺境の村々の中では一二を争う剣士でもある。

かつてはランズロウト領都で衛兵をしていたが、リラと結婚後、彼女の故郷である辺境に移った。

イルミナ覚醒後は聖女の父として推され警備隊の隊長となる。

索敵系の魔法に適性があり、そいういった意味でも隊長に向いている。

娘を溺愛する一方、息子に対しては剣の手解きをしており、父としてもかなり有能だが、嫁には頭が上がらない。



リラ

イルミナの母親。

名もない辺境の開拓村で裁縫職人をしている。

腕は確かで、辺境にあっても領都の商人が買い付けにくる程。

若い頃は領都で豪商相手にお針子仕事をしていた。

ハンスとはその時に知り合ったらしい。

火と風の精霊魔法に高い適性があり、その他の精霊魔法も並みには使える。

最強の主婦。



フレデリック

イルミナの弟。

愛称フレッド、イルミナとは二つ違い。

姉ちゃん大好きっ子。

6つの頃から父に剣の手解きを受けていたが、イルミナ覚醒後に姉から魔法の手解きも併せて受けていた。

イルミナ曰く、「非常に筋が良かった」ため少し鍛え過ぎた、らしい。

鍛え上げられ2年が過ぎた結果、時代にそぐわぬチート性能を持った魔法剣士が誕生してしまったのだが、本人はチート以上の馬鹿スペック姉が基準なため、まだまだ自分を未熟者と評価している。

自己評価が恐ろしく低い、主人公体質。



村人たち

開拓村の村人たち。

無条件でイルミナを聖女と崇め、惜しみない親愛と信頼を注いでくる人々。

この村周辺の集落にとっては神とはイルミナのことであり、ツァクール? なにそれ状態。



オリバー・ランズロウト

ランズロウト伯爵家当主。ランズロウト辺境伯とも呼ばれる。

典型的な私利私欲を全面に押し出した駄目貴族。

カルナ曰く、酒樽。

収賄と贈賄を日常的に行い、金銭的なモラルは皆無。

浪費家なため、物資集積地であるランズロウト領でなければ恐らく生きていけない。

ランズロウト領が王国に於いて非常に有用な場所のため、癌と知りながら手を出せないでいる良識派貴族は非常に多かったが、ランズロウト事変に於いてその身を魂ごと悪魔に喰われて落命。



トーガ・ランズロウト

ランズロウト伯爵の第一子。

幼い頃は伯爵の生き写しのような性格だったが、貴族院にて良い出会いに恵まれ、卒業後はランズロウトの将来を憂うようになる。

ランズロウト事変の折、父であるランズロウト辺境伯に命を狙われ、イルミナの協力もあって撃退、後にランズロウト領を継ぐことになる。

王太子であるエルディランとは友人の間柄。



アーヘル・ランズロウト

トーガの弟。

バカ弟らしい。本編では名前のみ登場。



※王都周辺

エルディラン・ド・パルマセウス

パルマス王国第二王子。貴族院卒業後、正式に王太子となった若き王子。

アルトリウスの兄であるが、近々まで疎遠だった。

王になることを運命付けられて育てられたため、少し捻くれている。

黄金色のファッションに身を包んでいるが、この辺りは全て彼の母であるシェシンガ王妃の趣味であり、エルディラン的にはもう少し地味でも良いと思っている。

一連の教育を意図的に疎かにされていたためか、女性に対しては割と奥手。

王都事変の後に正式に即位し、第18代パルマス国王となる。



ザーク・ピュリフィカイト

パルマス王国の貴族、ピュリフィカイト伯爵家の跡取り。

兄が家を継ぐはずだったが、ピュリフィカイト家にしては珍しく病弱で、家督を継ぐ羽目に。

エルディランの片腕。

貴族院在学中にとある人物に師事し、剣術に打ち込んできた経緯からか無口でストイックな性格になってしまったが、心の中は割と饒舌。

王都では剣の腕前が図抜けて高いと評されている。

エルディラン、アルトリウスの実兄であるガストーニュは兄弟子。



ルーヴェンス・ド・パルマセウス

パルマス王国代17代国王。

若い頃は武勇で鳴らした一廉の王だったが、加齢とともにその鳴りは潜めてしまった。

現在はとても残念なじいさん。

二人の王妃と一人の側室がいる。

恐妻家で、第一王妃が怖くて頭が上がらないし、第二王妃には後ろめたさで頭が上がらない。

王都事変において、自身がテロの標的だったにもかかわらず内情を一切知らされていない状況だったために拗ねる。

王都事変をキッカケとしてエルディランに王権を譲ることを決意し、隠居した後は側室と引きこもってしまった。



ガストーニュ・ド・パルマセウス

パルマス王国の第一王子だが、妾腹であるため立太子されなかった。

王国内に於ける誠の神童。

自分の置かれた立場に全く腐ることなく、むしろ清々したように各地を放浪しているらしい。

武芸百般、魔力充実、神算鬼謀、一騎当千、彼の噂は枚挙に暇がない。

本編では名前のみ登場。



ヒルデガルド・ド・パルマセウス

パルマス王国、第17代国王ルーヴェンス二世の第一子で第一王女。

母はシェシンガ王妃で、王国に名の知れた女傑。

女伊達らに武術、戦術を学び、国軍の一角を担うその姿からついたあだ名が「姫将軍」。

弟妹 達をこよなく愛しており、その愛の強さからかついスパルタになりがち。

上の弟はどこ吹く風だが、下の二人は常に戦々恐々としていたらしい。

王都事変に際し、軍の演習のために王都を留守にしていたが、帰途にて首謀者たるサーディン・モートディラウトを捕縛、これが手柄となって、国軍を掌握する軍務卿に推挙され、これを受けた。

本編では名前はよく出てきたが、本人の登場は三章以降です。



リルカ・ド・パルマセウス

パルマス王国の第二王女。

母に似たふわふわした容姿の可愛らしい少女だが、なかなかどうしてしたたかな女傑。

やはり王家の女性は強いらしい。

兄アルトリウスを敬愛し、アルトリウスがうつけを演じていた時も一人彼のことを見抜き、信じていたお兄ちゃんっ子。

兄が公爵に叙爵されたことを心の底から歓迎し、その上で上の兄(エルディラン)の真意を見誤っていたことに自責の念を抱く。

現在は貴族院入学に向けて色々準備中。



シェシンガ・カーカレスト・パルマセウス

ルーヴェンス二世の第一王妃。

パルマス王国の上級貴族、カーカレスト侯爵家出身でわがままに育てられたお嬢様。

元々の性格と育てられた環境のせいで、非常に自己中心的な性格になっており、自分のエゴが通らないとすぐに癇癪を起こす。

王国内でも烈女として有名で、宮廷内で恐れられていたが、エルディランの登極で状況に変化が……?

第一王女ヒルデガルドと新王エルディランの母であり、国母。



ナユタ・シュヴェライテ・パルマセウス

ルーヴェンス二世の第二王妃。

パルマス王国の潜在的な敵性国家であるアレリスト帝国の侯爵家からパルマス王家に嫁いできた女性。

儚げな外見通り、内向的で内にこもる性格。

国家間の政治的な思惑で無理矢理輿入れさせられた経緯があり、夫であるルーヴェンス二世には基本的に何も期待していないらしい。

そんな中でも生まれた二人の子には愛情の全てを注いでいる。



リスト・エルヴェレスト

カタリナの祖父。

パルマス王国内務卿で公爵。

祖父とはいえ、まだ50代の偉丈夫で、国政の重鎮。

王の信任も篤く、また王の友人でもある。

色々とイルミナの世話を焼く、気のいいじいちゃん。



カダルファ・エルヴェレスト

カタリナの父。

未だ父リスト・エルヴェレストが現役であるため公爵の地位には無い。

よくお忍びで出掛けては、市井を見て回っていたが、アルトリウスの公爵叙爵とともに代官として クリペウス領に赴任。

その辣腕で旧モートディラウトの領地を名実共に クリペウス領として生まれ変わらせた。



ローナ・エルヴェレスト

カタリナの母。

実は本編では名前未登場だったりする。

黙っているとカタリナの姉と間違えられるくらい見た目が若い。

いつも夫のカダルファと共に行動している。

かなりいいとこのお嬢様のはずだが、流石はカタリナの母というか、奔放。



ロベール

エルヴェレスト公爵家に仕える老執事。

元々はエルヴェレスト家の家令で、老齢を理由に引退し、いち執事としてカタリナに仕えている。

エルヴェレスト公爵とは乳兄弟の仲であり、お互いしかいない場では気安く呼び合っているようだ。



ギュンター

エルヴェレスト公爵家に仕える私兵集団の隊長。

元々は王都の冒険者ギルドでBランクを持つチーム「重戦騎(ヘヴィメタル)」のリーダーだった。

エルヴェレストの私兵集団は全員この「重戦騎(ヘヴィメタル)」のメンバー。

カダルファとは地位を超えて親友。



コレット

エルヴェレスト公爵家に仕える若きメイド。

もともとはカタリナ専属のメイドだったが、イルミナの歯止め役も兼ねてイルミナ付きの筆頭メイドへと他でもないカタリナたっての希望で転属となった。

実は度を越して可愛いものや美しいものを愛でるのが大好きな特殊な性癖を持っている。



キキ

エルヴェレスト公爵家に仕えるメイド。

獣人族の娘で、獣人族はその身体能力を買われ護衛メイドとして雇われることが多い。

彼女もその例に漏れずカタリナの護衛として雇われたが、最近は主人であるカタリナの方が強くなってしまい、本気でイルミナに鍛え直してもらおうと思っている。



ティータ・クロシェット

エルヴェレスト公爵家に仕えるメイド。

王都の豪商クロシェット商会の娘で、花嫁修行としてメイド奉公をしている。

カタリナ、イルミナ付きのメイドの中では一番歳上で、一番常識的な感性の持ち主。



アスター・ガウェン

王都の冒険者ギルドに所属するD級冒険者。

もともとは貴族の三男坊で、兄2人が家督争いをしているのを尻目にさっさと家を見限り冒険者として生きていこうと決意する。

冒険者としては有能な青年。

本人は基本フリーのソロ冒険者だが、人当たりも良く、誰とでも溶け込める性格な為によく他のチームの助っ人に呼ばれる。

貴族なので魔導師でもあり、重宝されている様だ。

イルミナの指導役としてギルドから紹介され、彼女の知己を得たことで今後飛躍的に伸びるのだが、そのことを彼はまだ知らない。



サラーフ

王都の冒険者ギルドに所属する魔物の解体屋。

スキルレベル3で一人前のこの時代において解体スキルが5を超えているという超人。

イルミナから持ち込まれた珍しい魔物を日夜嬉々として解体しているらしい。



アディーレ

王都の冒険者ギルドの所属する道具屋。

錬金術スキルと鑑定スキルを鍛えており、その技量はこの時代でも屈指のもの。

どこぞの法律事務所とは関係ありません。



サーディン・モートディラウト

一章終了時ではモートディラウト公爵家現当主、軍務卿。

戦で鳴らした武辺の人だったが、甥であるオズワルドに唆される形で大逆の徒になってしまう。

二章終了時では罪人として拘束され、王城地下にある軟禁部屋にて囚われの身となる。



オズワルド・ガルニエ・モートディラウト

王国近衛騎士団副団長。

幼い頃は神童と呼ばれ、才気煥発で将来を嘱望された若者だった。

だが、二十歳を過ぎた頃から己の才能に壁を感じ、それを破れない自分に苛立ちを覚え始める。

内向的にかなり暗い闇の部分を持ち、そこを魔族に利用されて悪魔の種子の苗床にされてしまった。

最期には異形の悪魔となり魔族の手足と成り果てるが、シエラに喰われてその生を終えた。

どこまでも哀しい男。



キュクロ・オプーナー

エルディランの近侍。

強気にへつらい、弱気に傲慢な典型的なダメ貴族。

型にはまった貴族剣術ではあるが、以外とそれなりに剣も振れる。

元々オプーナー子爵家はエルヴェレスト寄りの中立派閥だったが、理由は定かではないにしろモートディラウト派閥に傾いた経緯があるが、彼自身は王国最大派閥であり、第一王妃の派閥でもあるモートディラウト派で安心していたらしい。

王都事変に際し、王太子の側にいながら全く役に立たなかった(ずっと気絶していた)ために謹慎処分を受け、現在蟄居中。



※魔族絡み

ルーデルフェルト・アヴィシャス

魔族の姫。

イルミナの転生前、フィオレンティーナの数少ない友人で花のような笑顔の少女。

イルミナ曰く、女子力の塊。

父である魔王の引退後、魔族の都で孤児院や修道院などの福祉関係の組織を経営していたが、時の魔王に近しい人々を盾に脅され、姿を消す。

現在は行方不明。

本編では今のところ名前のみの登場。



ヴォロネーズ・アヴィシャス

ルーデルフェルトの父。

魔族の暮らす国の王様。だから魔王。

現在の魔王から数えて四代前の魔王。

魔王だからって人間と対立していたり、邪神を信奉していたりするわけでは無い。

かなりの親バカ、いやバカ親。

現在は行方不明。

本編では今のところ名前のみ登場。



メーヴィ・ヴェット

ルーデルフェルトに仕える侍従で執事見習い。

今代の魔王に人質として捕まり拘束されていたが、人形遣いの素養を持っていたため王都事変に巻き込まれる。

後にイルミナに帰属し、その指導を受けることとなる。



オライトン・キャルヴェル

アヴィシャス家に仕える家令。

イルミナ曰く、頭の固い男。

本編は名前のみ登場。



ノーマン・ボーマ

魔族の工作員。

魔物使いという珍しいクラスの男で、ランズロウト領都の裏で色々暗躍していた。

ランズロウト事変の黒幕だが、自ら生み出した悪魔に喰われ、贄となる。

魔力はまぁまぁ高く、シエラが現界する起因となった。



トクトー

魔族軍諜報部所属の工作員。

魔族としては若造のはずだが、その頭部は見事なまでに禿げ上がっている。

王都事変の黒幕として暗躍していたが、イルミナたちに捕らえられ、現在は王城の地下牢獄にて拘束中。



今代の魔王

現在の魔族領のトップ。

ルーデルフェルトの父のような融和政策を嫌い、一転して人族に宣戦布告をした。

以来人族と魔族は200年間戦争状態にあるが、現在は緩やかな緊張緩和状態。

小競り合いは起きるが、大規模な軍事衝突は20年ほど起きていない。

どうやら優秀な魔導具製作者であり、おそらく錬金術師。

色々と水面下で画策しているようで、なかなかの策士らしい。



※神界

世界の創造神。決まった名は無い。

フィオレンティーナの前に顕われた際は好々爺のような姿だったが、それも真の姿ではなく、単にフィオレンティーナが神とはこういうもの、という先入観があったためにその姿で見えていたに過ぎない。

世界の決まりを創った存在なので、スキルやステータスの存在も神が作ったもの。

神であるゆえの感覚の違いからか、のんびりした性格のため、あまり地上に干渉しない。

ちなみに、現在地上で敬われているツァクール教の唯一神とは一切関係がない。

本日はデータベースとして主要メンバーのステータスも載せています。

興味のある方はそちらもどうぞ。

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