表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

〜第二章〜朝食の裏切りとかすかな希望

人生がつまらないと思っている1年生の男子高校生。名前は新道竜介。

部活も入らず毎日を妄想ですごしている。いわば、ダメ人間だ。

そんなある日の朝、母が怪我をしていた。母は様子がおかしかった。

なぜなら母はもう、ヒトではなかったからだ。

「次怪我したらあなたを食べるね♡」

「えっ?」

なんだろう、この気持ちは。とても裏切られた感じがする。母に対する怒りがなぜか込み上げる。

このままじゃ、僕は…

母に対する気持ちが込み上げると同時恐怖も生まれた。僕はその場を逃げ出した。自分の部屋へ戻り、考え直した。普通に考えればヒトがヒトを食って直るなんてのはおかしい。いろいろ考えた末、ひとつの答えが出た。

「わかった!ジョークだ!手の込んだジョークだ!」

この答えは現実逃避でしかなかった。この答えが正しいと信じて、僕はまた部屋を出て台所へ向かった。


台所へ向かうと父がいすに座っていた。後ろ姿しか見えなかったがどうやら大丈夫のようだ。

(よかった。やっぱりジョークなんだ)

そんな考えを持ったが一瞬で消えた。なぜなら、父の足元には大量の血がついているからである。

「うわっ!」

思わず声を上げてしまった。すると父が、

「どうかしたか?」顔をこちらに向けてとても低い声で僕に話しかけてきた。

僕はまた驚いた。父の顔色がとても悪く、唇は青紫になり、顔中の血管が浮きでて、目も充血していた。そして、目がなぜか上を向いている。まるで痩せこけた老人のような顔だ。母は指以外は今のところ特に異変はない。母はいつものように朝食を用意し、僕に渡した。

「早く食べなさい。じゃないと遅れるわよ。」

こんな状況で学校に行きたくないところだが、家にも居たくない。

「う、うん。わかったよ…」声が思わず震えてしまった。いすに座っているが、全身が震える。そして、なぜか今日に限って肉料理だ。いつもなら野菜中心なのに…今日ほど肉を食べたくないと思ったら日はない。

「お母さん、や、野菜はないの?」

野菜が食べたい。人生でこんなのを思ったのは始めてだ。

「何言ってんのよ。あんたが肉がいいって言うから肉にしたんじゃない!?」

確かにそうだ。僕はいつも口癖のように肉がいいと言っていた。が、今は違う。だが仕方がない。食べるしかない。

「そ、そうだったね。あ、ありがとうお母さん。」

本心ではない。本心な訳がない。本心はふざけんなクソババアレベルだ。


そういえばこのイジョウは僕の家だけなのだろうか?もしくは全国的…

とにかく確認して見ないことには始まらない。テレビをつけよう。テレビをつけると光と同時に音が出てきた。そして…


この選択は僕の希望でもあった。しかし、それは絶望へと突き落とす大きな引き金となった。

二回目の投稿になります!いやぁ、難しいですねwもし読んで頂いたら感想ください!!どんな感じでやればいいのかまだ探しながらです。

暗中模索てきな?w

今後ともよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ