党大会
ぐだぐだスローガンを述べるより、総裁の良いところを話したいと思います。
総裁の良いところ。素晴らしいところは、敵を見ないことです。
ずいぶん前になりますが、議事堂の前で小汚い連中が歌い出したことがありました。
議員や野次馬がそれを見に集まり、ちょっとしたライブ状態になっていました。
わが党の者も何人かいました。
そして、誰かは申しませんが、そのミュージシャンに発砲した者がいました。
それでも彼らが歌い続ければ、将来はTシャツに成れたかも知れません
ですが彼らは逃げました。やはり昔の子供ですからカルシウムが足りないんでしょうね。
今の子供なら逃げないでしょうが、彼らはやっぱり昔の子供ですから。
悪いのは彼らじゃない。貧しさが、栄養失調が、地球温暖化が悪いのです。
結局は自分に敗けたのです。ルネッサンスです。
この発砲ライブ。私もその場に居ました。
薄汚いミュージシャンの血が私にかかりました。なんと娘にも。
奴らを殴り殺したい気持ちでしたが、それでは奴らと同じです。議事堂の前で歌う連中と同じです
私はグッと堪えました。こんなのは苦労のうちには入らない。
これしきで手首を切っていたら、氷雨の中、瀕死の総裁を抱えながら戦った
偉大なる党聖の方々に申し訳ない、そう思い堪えました。
まあ自分語りはこのへんにします。大事なことは発砲事件が起きたのは20年前の今日なのです。
さきほど私は総裁に、発砲事件ってありましたね。と友達感覚で訊ねました。
すると総裁は『え?なにそれ?』と驚いておられました。
そうです。総裁は憶えてないのです。詳しく聞くと、その事件があったことすら知らないのです。
これこそ、総裁の良いところなのです。総裁は汚いものとは縁を持たないのです。
このような方を指導者に担げるということ、これこそが…




