第六話-あなたと
LEDで派手に飾り付けられた、少し古ぼけた商店街も、このシーズンだからと飾り出されたサンタクロースも、クリスマスオーナメントで仕立て上げられたクリスマスツリーも、寒い季節のはずなのにどこか暖かい。
手を繋いで歩いている。
言葉は?
今はいらない。
目をあわせるの?
ううん、それも大丈夫。
恋?
──うん。
この先もずっと彼を愛せる?
──今は考えなくていいや。
家を出るまで続けてた自問自答がばかばかしくなってきちゃった。
そう1人ごちて、吹き出す。
「何かあった?」
拓司にそう聞かれてしまった。
当然だよね!いきなり吹き出してちゃ、怪しまれるでしょ!
でも今はそれすら笑えて仕方ない。
「ううん、今が幸せなだけ!」
そう言ってまた笑う。
彼も笑う。心なしか顔が赤くなってる気がする。
私はマフラーに顔を埋め、声を洩らす。
ずっとこのままでいられたらいいのに。
「そうだね」
声に出ていたらしい。
「酒でも飲んだの?ほんとに」
そう、笑い交じりに聞いてきた。
「ずっと酔ってるっ!」
このままでいたい。
千鳥足でいいから。
ふと目の先を、白い粉がひとつ。
ふたつ、みっつ!
ものひとつも言わぬ間に数は数えきれなくなっていった。
「、、、雪」
ふと彼が言った。
やだあ、ここ駅前だよ?ちょうど。
踏襲しちゃう?
「、、、雪は好きだな。」
「、、、私も好き」
眩しいのが
「特に積もると」
大好きな人に
似てるから、、、なんて思ったりしちゃって!
舞い上がる舞い上がる!
美しい蝶のように!
キャーー!と言う嬉し恥ずかしの歓声はさすがに心のうちにとどめつつも。
少しだけジタバタする。
「、、、」
ふと彼の方を見やる。
彼はただじっと、粉雪の舞う紺色の空を見上げている。
私は握られている手を、強く、ただ静かに、握り返す。
また握り返される。
「、、、好き」
彼を見つめながら呟く。
返事はない。
でも大丈夫ちゃんと聞こえてる。
ほら、カレ、耳が真っ赤っかなの────
あ、、甘酸っぱい?っていうのはよくわからんのやけど、、まあこう言う感覚なのかなぁ、、、
どうも。見知らぬ少女を心に描き、のろのろ惚気をかいてたら、はっと気づいてあら仰天。あっと言うまに400字!
どうも!ナイスガイ須g、、、間違えた。
ラマンヌです!
え?ラマじゃないのかって?どっちでもいいですよ?
じゃ!また次の話で!




