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四季  作者: Lamman
一年目

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7/10

閑話-枇杷

「うう〜さぶさぶ、、、ただいま〜」


「おかえり〜、どうだった?」


「どうって、、、寒かった!」


「暖冬なのは桜が見れなくなるからやだけど」

そう言って笑う。


「ただいまー」

私は家に入ってからすぐに毛布を取りソファに飛び込んだ。

 「ほら手洗いうがい!」

「ちょ〜寒いんだから〜」

「あったかいんだから〜みたいに言わないの」

そうしてひとしきり笑い合ったあと。


正面の窓に目をやる。

「ん〜、、、まだかかりそうだね、枇杷」

「そうだねぇ、今年は遅咲きだったからかな」

そっか、と生返事を返す。

「まあ、遅くても再来週ぐらいには食べれるでしょ、そんぐらいなら待とうよ」

「、、、そうだね」

なおも返事はどこか上の空だ。

自分でもわからない。

なんか忘れてるような。

「最近なんかあるっけ」

そう聞くと、彼はまた笑った。

「何言ってるんだ、次の火曜日は俺たちの結婚記念日だろう?」

「あ"」

彼が向こうを向く。

肩が震えている。

「わーらーうーなー!」

そう言って脇に手を突っ込む!

彼は堪えられず吹き出し、つられて私も笑う。


くだらない。だから笑い合える。

11月の初め。ハロウィーンも過ぎた。

2人の笑い声が家中を満たす──────




んー?2秒ごとに手拍子?気のせいじゃない?

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