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四季  作者: Lamman
一年目

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6/10

第四話-秋風


「ひゃっほーう!」

由希が駆ける。

「渾身のいちげきー!」

そう叫んで落ち葉に拳。

つむじ風を前に

「つむじ風のじゅつー!」

落ち葉を集めて火を焚こうとしている人を前に

「火炎のじゅつ!」

さすがにその火力はまずい。

「やめんさい 周りの人間もろとも燃え尽きるわ」

彼女はおちゃらけて笑う。

「衝撃スターンプ!」

ガサガサッ

落ち葉に飛び込む。

「少しは大人しくしたらどうよ」

「やーだねーだ!ゴーアウェー!」

「逃げんな」

本当におれの妹かこいつ。

まぐろかよ、、、

「だぁ〜れがマグロじゃい!」

叫んできやがった。

「心読むなや」

「ぬふふ〜」

そう言って芋を食べているおっさんたちの集団に混じっていく。

「こーんにっちはー!芋ちょーだい!今日も寒いね!」

「おー、今年も来たんかい」

「待ちなね、いま焼いちょる」

「おうおう、毎年毎年元気じゃのう」

「賭けは俺の勝ちじゃなぁ、ほれ金」

「ちっ 黙りいやおっさん」

「おっさんだとよ」

「そのうるさい口に落ち葉詰めこんだろかいおっさん」

「おっさんがおっさんをおっさんと呼ぶか、、」

「ほらおっさん共、焼けたでな」

「俺ぁまだ若いわ」

「まだ58だってか」

おっさん共の笑いが響く。

「はい、芋」

「ありがとー!」

「ありがとう」

「おう」

「いっただっきまーす!」

ドスの効いた声で叫びながらさつま芋にかじりつく。

「あーっつうまー!」

「ええ食いっぷりじゃて」

「わしらまで元気になる」


落ち葉の火に群がる野郎共。

その中に咲く一輪の花。


明け広場

舞う木の葉と火

焼き芋と

咲く花一つ

秋の風吹く───


秋は賑やかで、その反面どこか別れを寂しく感じる季節でもあります。


最後の和歌、AIに相談したら良い歌だねと言われたんで悩んだ結果書くことがにしました。

なおのちに黒歴史か強酸性な記憶になることが確定しています。

じゃ!次の話で!

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