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四季  作者: Lamman
一年目

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3/10

第二話-夜

「ほら、いこ?」

「うん」


夜。

空に雲はまばらに、、、

月が出ている。

蝉は鳴いていない。


「きれい、、、」


浴衣姿の2人を前に、火照る虫はものも言わず飛び交う。

静かだ。


「綺麗だね」

しばらくして、頷く。


そこには沈黙が落ちている。

だがそれがどこか心地良い。


「やっぱり、、、来てよかった」

「でしょ!?でしょ!?」

興奮気味に答える。

「ありがとう、香織」

「いいってことよ!」


「もう少し、、、もう少しだけ」

「、、、うん」


手が握られる。

私も握り返す。


どれくらいそうしていただろう。


「ここで大丈夫」

「いーや、家まで送るね」

「え〜いーじゃん」

「だーめ」


僕は彼女を送った帰り道、

花を見た。

綺麗だった。

南よりの空高くに浮かぶ、満月から少し、巻き戻ったような月。

その月光を浴びて、光っていた。

写真を撮った。

あとで同じ花を探して、彼女にあげられるよう。


夏祭りも終わってしまった。

同じような姿の人々は意外にもちらほらいる。

そろそろ家に帰ろう。




八月も()め、夏も佳境。

氷菓(アイス)がうまい。──────


こんばんは。

読んでるのは日中かもしれませんね笑。

今年の夏は2話出そうと思っています。

あ、次も新しいキャラクターたちの物語ですよ。さすがに二種類だけというのは味気ないし。うん。

そろそろ時間ですね。ではまた!


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