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高坂美月 童話・児童文学集

天国からの手紙

作者: 高坂 美月
掲載日:2024/10/25

僕の女友達は交通事故で亡くなった。


他の友達とも一緒にコンサートに行ったけれど、


その帰りに起きたことだ。


一緒に歩いていたとき、彼女だけが少し遅れて歩いていた。


次の瞬間、トラックが彼女を轢いてしまったのだ。


手を握っても、名前を呼んでも、反応はない。


彼女は病院に運ばれたけれど、助からなかった。


あれから僕は、いろいろ考えていた。


なんで僕だけ助かったのだろう、とか、


僕が誘わなければ彼女はいまも生きていたのだろうか、とか。


しかしいつまでも暗い気持ちではいられないので、


なるべく前を向いて生きようと決める。


そんなある日、ポストに手紙が入っているのを見つけた。


誰からだろうと思って中身を見ると、亡くなった女友達からだ。


【誕生日前にコンサートに誘ってくれてありがとう。


おかげで最高の思い出になった。


だからどうか、なんで自分だけ生き残ったんだろうなんて考えないで。


私の分まで幸せに生きてね】


僕は手紙を読んで涙が止まらなくなった。

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