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ハコニワライン  作者: 銀河雷鳥
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学園1

学校で学生らしい生活がしたかった、、、


その夢がいま叶っている。


服装や髪型を強制するような校則もなく規定を超える長時間の授業も無い、個人的には夢のような学校だ。


頭に残る記憶では私が通っていたであろう学校は靴下の色から髪型まで毎月の頭髪検査と称されるものでチェックされ合格するまで体育教師に姿を見せに行くという意味のわからない行事が繰り返されていた。


そんな厳しい環境でさぞお勉強ができた学校なのだろうと思いきや進学率ほぼ100パーセントの割にはクラスに2人は国公立大学に行けたらいいくらいだ。


中高一貫という6年の中、最初こそ厳しい校則や行事は勉学につながる修行のようなものと捉えて学校の一員として自分なりに努力をしてきたつもりだが、高校の頃になると地元の中学から高校受験を受けて進学した公立高校の姿が目につくようになりとある虚しさを感じた。


学力もロクに上がらず修行だなんだと言っている自分はなんなんだ、、と


まだまだ思うところはあるがこの悔いを重ねた結果今の形があるのだろう


自分は髪こそは染めてはいないが、多少長くても何も注意される事は無く、制服は少し着崩してもそれが標準とされる。

そもそも校則に規定沿った制服などないのだ。

暗い過去を象徴する重い制服などは無く周囲は標準服の上にプラスアルファで何かを羽織っているというのが殆どだ。


そして今、縛られるこのない服装で自分は空を見上げる。


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