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出会いの日

それは九年前に遡る。

僕がこの街へ引っ越してきて新しい学校へ初めての登校日の日のこと。

忘れもしない。絶対に。

その日は生憎の雨であり雷も鳴っている。最悪な日だ。折角の日なのに。


カッカッカッと乾いたチョークの音。

たくさんの人の視線が僕の顔や服、ランドセル、上履き。

心臓が破裂しそうになるくらい激しく鳴るものでとても大変でした。

「えー、山形県から来た大林新平君です。みんな仲良くするように」

突慳貪な態度の教師。

慥か名前は…高柳朱美だったか。覚えていない。

九年前だもんな。

席に座るように促され諸注意等を聞いて朝の会が終わった。

あ、朝の会ってどの学校もそうなんだなって思った。


「ねぇねぇ前の学校ってどんな感じ?」

徐ろに話しかけられた。


え?

「ごめんごめん。私は森川星。みんなからせっことかセッちゃんって呼ばれているの宜しくね」

気さくに話す少女は後の仲良しグループ。俗称イツメンになるのだった。

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