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詩の玉手箱  作者: RYU
3/3

権利

明日が来るのが怖い


今を生きたくない


過去を捨ててしまいたい


自分を消してしまいたい


歩むことをやめたい


止まってしまいたい


人に見られたくない


なぜ人は生きていかなくてはならないの?


もう、疲れたよ


自分1人がいなくなっても世界はなにも変わらない


人の命なんてそんなもの


あっても、なくてもどっちでもいいもの


だったら、生きたくない


人間関係を続けたくない


辛い思いをしたくない


人を傷つけたくない


もうこんな世の中で生きていく意味を見出せない


人生を閉じてしまいたい


そう考えていても死ねない


死にたくない


痛いのが嫌


死ぬのが怖い


苦しみたくない


でも、今の苦しみよりも軽いのかな?


水の中じゃないのに…空気中なのに…


息苦しい


足が重い


周りが見えない


いや、見たくない


なんで生きてるんだろう?


きっとその答えは簡単


生きているんじゃなくて


世の中に生かされているから


誰かを幸せにするために


誰かを助けるために


誰かを笑顔にするために


人間の手は人を傷つけるためのものじゃない


人を助けるための手


差し出すための手


時には、差し出された手をつかむための手


今辛くても


幸せになる可能性はきっとある


幸せになる権利は誰にだってある


それを放棄するのは勿体無い


生きていく中で1番大事な権利かもしれない


権利があるんだから未来にかけたい


未来に行くのは怖い


何があるかわからないから


真っ暗な道を歩くのと一緒


手探りで歩むしかない


どっちが前か分からない


それでも


その先に幸せが待っているなら


進んでみたいと思う


人生長いんだからいつかはたどりつけると思う


暗い道だから


近くにいったり、遠ざかったりするかもしれないけど


いつたどり着けるか分からないけど


幸せは逃げたりしないから

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